TwitterやInstagram、Facebookなどで情報収集+発信――私たちにとって今やSNSは欠かせないもの。でも、自分ブランディングや共感の醸成、炎上被害にどう対処すればいい? SNSの大海原を渡るための工夫を検証します。

SNSの使い方を考えてきた本特集、最終回は、日経doors読者を対象にしたアンケートから見えた、SNSの使い方の実態を紐解いていきます。

8割以上が毎日何らかのSNSを活用している

 アンケート作成時から、SNSを毎日使っている人がほとんどだろうと予想していた通り、80%以上が「SNSを毎日使っている」と回答しました。今回はあえて、コミュニケーション手段として浸透している「LINE」を除くSNSの活用状況を尋ねましたが、それでもなお、8割以上が毎日何らかのSNSを活用していました。

 SNSの使い道を聞いたところ、「仕事とプライベート両方の用途で同じくらい使っている」と答えた人が回答者の約3割を占め、一番多い回答となったものの、「すべてプライベートの用途で使っている」「だいたいプライベートの用途で使っている」「プライベートの用途で使うことのほうがやや多い」という「プライベート使用」の選択肢を選んだ人の割合を合計すると52%となり、全体の傾向としては、SNSをプライベート用途で使う人が多めであることが分かりました。

 使うSNSを具体的に聞いたところ、最も多かった回答が「Instagram」、次いで「Facebook」、3番目が「Twitter」となりました。ただ、1位と2位は僅差となり、doors読者は「Instagram」と「Facebook」を併用している人が多いことが分かりました。

 ちなみに、「その他」を選んだ回答者からは、中国の無料インスタントメッセンジャーアプリ「微信」、写真共有(英語版)ウェブサイト「Pinterest」、世界最大のスマホ向けインスタントメッセンジャーアプリ「WhatsApp」、オープンソースのブログソフトウエア「WordPress」を使っているという声がありました。