- (1)日本人女性は学力世界一、自信と共に進め! 村上由美子
- (2)【提言】手本不在、男女差、人生設計―悩んだらこう動け
- (3)ダメ出し上等&粘り勝ち! 望む仕事を勝ち取った2人
- (4)学びが武器に 高卒から企業を支える人材として活躍
- (5)「制約」は成長の源 派遣や時短、リモートで昇給・昇進
- (6)すぐ実践!「私らしく働く」ための4つのトレーニング ←今回はココ
「私の活躍の場」を考える特集の最終回。自分らしく活躍するにはどうすればいいの?と悩む人にウィズグループ代表の奥田浩美さんが、すぐに実践できる「私らしく働く」ためのトレーニング法を教えてくれました。
「私らしく」が分からなくても問題なし
これまで紹介してきた女性たちのように「やりたいこと」が明確になっていれば、それに向かってひたむきに努力し、周囲を巻き込みながら突き進むことができる。だが、その一方で、「自分らしく活躍するってどうすればいいの」と悩む人も少なくないのでは?
スタートアップ企業1000社以上を支援し、女性リーダーの育成にも力を注ぐウィズグループ代表の奥田浩美さんは「いきなり自分らしくといわれても戸惑うのは当然」と話します。
「これまでの教育が自分らしさを求めていなかったから。自分の主張を極力抑え、他人と同じことを求められました。それが社会に出てから突然『あなたらしく働いて』と言われても、なかなか行動に移すことができないはずです」
「やりたいことが分からない」「私らしさと言われても、どうすればいいのか」と悩むのは、決しておかしなことではない。しかし、だからといって思考停止になっていては、組織の歯車から抜け出せず、楽しく、生き生きと働くことが難しくなってしまう。そこで奥田さんが教えてくれたのが、「私らしく働く」ためのトレーニング法だ。
一つひとつ詳しく見ていこう。