異動、転勤、事故、病気・・・・・・必ずしも想定通りに進むとは限らないのがキャリア人生。そんなときどう対応すればいいのでしょうか。さまざまな想定外に遭遇しながらも、それに屈せず、自分らしいキャリアを築いた女性をご紹介し、「自律的なキャリア」を築くための秘訣をお伝えします。

 自分の理想通りにキャリアが進んでいく、という人は一体どれだけいるでしょう。希望しない部署への移動、転勤、事故、病気・・・・・・必ずしも想定通りに進むとは限らないのがキャリア人生。そんなときどう対応すればいいのでしょうか。実際にさまざまな想定外に遭遇しながらも、それに屈せず、自分らしいキャリアを築くことに成功した女性の実例をご紹介し、「自律的なキャリア」を築くための秘訣をお伝えします。


キャリアの想定外に直面したとき取るべきアクション5つ

 転勤に異動といった想定外の辞令や、予想もしなかったアクシデント……。「想定外」が積み上がってキャリアはできあがる、とも言えます。そんな、キャリアの想定外にどう向き合えばいいか、ご自身も想定外を経験したという、人材開発を手掛けるエッグフォワードのSMB事業部 マネージャー、亀田真央さんに想定外に直面したとき取るべき5つのアクションを聞きました。


転職、不妊治療、子宮頸がん、異動…想定外だらけの人生

 大手国内生保に勤める桐生侑花さん(39歳)は、職場の人間関係不信、不妊治療、ガン罹患(りかん)……とさまざまな過酷ともいえる想定外を経験。そんな中、どのように自分を見失わずにキャリアを築いてきたのか。桐生さんに想定外との向き合い方について教えてもらいました。


挫折、倒産、事故…歩行困難を乗り越えPRで起業

 有村理沙さんの人生は、「想定外」の連続。新卒で航空会社のプログラマーとして働き始めるも、努力では突破できない壁に遭遇してキャリアを変更。その後ワーキングホリデーを利用して2年間英国に滞在するが、帰国直前に東日本大震災が起こって就職活動が難航。それでも諦めず、夢だった音楽業界に就職するも会社が倒産し、転職後「キャリアの最高潮」だと思えたときに交通事故で歩行が困難に……。有村さんは、こうした数々の「想定外」を、どのようにして突破してきたのだろうか? リハビリを経て歩けるようになり、現在は起業してPRプロデューサーとして活躍している彼女に、キャリアの壁を乗り越える秘訣を聞いた。会社に居続ける」選択をしたとき、より自分らしく働けるようになるコツも教えてもらいました。


新卒入社半年で退職 ベンチャーでキャリアを再スタート

 大学卒業後、新卒で菓子メーカーに就職するも企業体質が合わず、入社半年で退職した廣濱舞さん(26)。就職活動では大手企業の選考しか受けない「大手病」だったが、働き方を見つめ直し、ITベンチャーへ転職することに。「自分は働くことに向いていない」と自信を失っていたが、転職をして初めて「仕事の楽しさ」に気付いたと話す廣濱さん。早期離職という「想定外キャリア」をハンデにせず、転職を成功させたポイントや今後のビジョンについて聞きました。


買収で福岡→東京転勤 プライド捨て「世界が広がった」

 人材会社の営業として働きながら、複業でブランディングコンサルタントとしても活躍している安増みゆきさん。彼女は32歳まで地元・福岡で充実した毎日を送るも、勤めていた会社が買収されたことにより、ある日突然、東京への転勤が決定。慣れない環境の中でプライドを捨てて仕事に取り組んだ結果、今では複業もしながら「想定以上」の充実した毎日を送っている。安増さんは、どのようにして「想定外キャリア」を乗り越えたのでしょうか?



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構成/日経xwoman doors