「私、このままでいいのかな?」「ぼんやりとしか将来が描けない」――そう悩むのはとても自然なこと。この特集では、様々なキャリアを持つ著名人や等身大のdoors女性たちの「自分軸」の築き方をご紹介します。「自分軸」を生み出し、自分らしいキャリアを描きましょう!

「自分軸」を生み出せ!

 日経doors6月号前半は「自分軸を生み出せ!」の特集をお届けしています。これまで、オールラウンダーエージェントの森本千賀子さん、なでしこ監督の高倉麻子さん、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、それぞれの立場で、自分らしい軸を生み出す秘策を教えてくれました。とにかく自問する、自分で考える、誰かのまねをする――すぐに始められるアクションがたくさんありました。

 そして今回は等身大の女性が登場、フォースタートアップス(東京・港)の町野友梨さんです。

 町野さんは、新卒でサイバーエージェントに入社。ネット広告のデータ分析などを担当していました、そして現在は異業種転職を果たし、スタートアップ企業の支援を行うフォースタートアップスでヒューマンキャピタリスト業務に携わっています。転職前は、目の前の仕事は本当に自分の成長につながっているのかを自問自答。もともと町野さんは、誰もが驚く「計画魔」。きめ細かく将来の計画を立てていました。それでも、自分軸を定めるのは難しかったそうです。

 町野さんはどのように自分のキャリアを進めながら自分軸を定めていったのでしょうか。詳しく聞きました。

「幼少期から常に計画」の体質

 「実は私、もともとめちゃくちゃ計画を立てるタイプだったんです」

 町野さんは、3姉妹の三女。6歳上と3歳上の姉2人とは小学校から大学までずっと同じ学校で、幼い頃から姉の姿を見て育った。

 「小学生ながらに高校のことを考えたり、中学生ながら大学のことを計画したり……。常に自分の中で『5カ年計画』を立てて生きてきました」

 だが今は、「目標のない計画を立てるのははっきり言ってムダ。『今が楽しい!』と思えることを積み上げていくのが人生だと思います」と語る。その言葉の背景には、何があるのだろうか――?

フォースタートアップスでヒューマンキャピタリスト業務に携わる町野友梨さん。「今は、『目標のない計画はムダ』だと思っています」と話す彼女。その理由とは――?
町野さん流「自分軸」を築くポイントは、4ページ目で詳しくご紹介します。