友人の「波風立てたら?」

 「自分のコメントに批判が来ることが怖くて……。でも、とある友人に『怖がって、意見をしないよりも、自分がこれだって思った意見を言って、波風を立たせたほうがいい』と言われたんです。『真剣に物事に向き合った結果、波風が立つのなら、世間にも響いたってことだよ』って。その言葉が心に残りました。周りの方からの言葉に支えられて、自分というものが徐々に出せるようになっていきました

「友人に『波風立てろ』と背中を押してもらいました」
「友人に『波風立てろ』と背中を押してもらいました」

 後編では情報番組MCの経験で、30代半ばで迎えた「超ネガティブ期」の乗り越え方、自信のない自分との向き合い方、相方の箕輪さんとの関係に変化があったことについて聞きました。

取材・文/齋藤有美(日経xwoman doors) 写真/北山宏一