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夫の海外赴任についていくも……
ツイッターのフォロワーは7万人超え、著書も次々と出版し、今注目の恋愛・就活ライター、トイアンナさん。
もともとは慶応大卒業後、新卒でP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)ジャパンに入社し、食器用洗剤や消臭スプレーなどのマーケターとして活躍後、LVMHウオッチ・ジュエリージャパンに転職し、同社でもマーケターとして実績を重ねていた。その後、マーケターからライターへと華麗なる転身を果たしたのかと思いきや、いくつもの壁にぶつかってきたという。トイアンナさんが向き合った壁と、その乗り越え方を教えてもらった。
トイアンナさんが最初の壁にぶち当たったのは、順調にキャリアアップを続けていた27歳のとき。夫の英国への海外転勤が決まったのだ。
「正社員でのキャリアアップのルートを断って夫についていくか、夫に単身赴任をしてもらうか。私の方が年収も高かったので、悩みに悩みました。最終的には会社員を辞めて、夫についていくことにしました」
ただし、この「夫のために自分のキャリアを諦めた」という思いが、後を引くことになってしまう。それが夫との離婚の引き金にもなり、自分自身への自信も失ってしまうことにつながってしまったのだ。