「いつか転職するつもり」「目標は、転職市場で価値を上げること」――20~30代は、転職意欲が高い。その一方で、転職活動が一筋縄にいかないという人も少なくない。転職後に「思っていた仕事と違う」「なんか会社の雰囲気が合わない」……などの理由で、再び転職活動に繰り出す人も。なぜ、私たちの転職は、うまくいかないのか。成功と失敗の分かれ道は何なのか。「失敗例」に学ぶ!

 「いざ入社してみると、思っていた仕事と違った」
 「会社の雰囲気が合わなかった」
 「自分が望んでいた働き方ではなかった」

 せっかく時間と労力を費やして内定を勝ち取っても、入社してから転職の失敗を悟り、再び転職市場に繰り出す人は、実は少なくない。転職はキャリアの大きな分かれ道となるだけに、転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するのは避けたいもの。転職活動に使った時間と労力をムダにしないためには、どのようなポイントを押さえればいいのだろうか?

 オンラインキャリアカウンセリングを提供する「ミートキャリア」代表の喜多村若菜さんと、元人事の視点からキャリアに関する情報をSNSなどで発信する樋熊晃規さん(SNSアカウント名:ただの元人事)に、転職活動がムダになる人の共通点や、転職に失敗しないための秘訣を聞いた。

転職活動がムダになる人の共通点や、転職に失敗しないための秘訣を詳しく解説していきます
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