6月前半特集は「女性管理職137人が伝授! 管理職になっても困らない仕事術」。「女性は管理職になりたがらない」とはよく耳にしますが、今回は管理職経験のある女性たちにアンケートを実施。「これを知っておけば、管理職も怖くない!」と背中を押してくれる内容です。

 企業は女性管理職比率を引き上げようと様々な取り組みを実施しています。20代、30代の若手社員であっても管理職として登用されることは増えていくでしょう。ただ、その一方で、管理職には「忙しそう」「責任が重い」「仕事がきつそう」というイメージを抱いているという声も聞かれます。そこで今回の特集では、実際に女性管理職137人にアンケート調査を実施し、管理職になったときに必要なスキル、管理職の実際の仕事時間や仕事内容、やりがいや壁と感じたこと、さらにはその壁の乗り越え方を聞きました。さらに、管理職の生の声や、いまの時代になるべきリーダー像もご紹介。管理職の人もこれから管理職になる可能性がある人も、ぜひ参考にしてください。


心身共にパワフルは時代遅れ 今必要なリーダー2タイプ

 管理職として必要となるのがリーダーシップ。このリーダーシップにはさまざまなスタイルがあり、時代の変化に合わせて、新しいスタイルがどんどん生まれています。これらの知識を得ることで、より適したリーダーシップ・スタイルを選べるようになるのです。『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』(日経BP)の著者で、女性管理職育成コンサルタントの小早川優子さんに詳しく説明してもらいました。


リクルート管理職 夫が海外赴任も昇進を諦めなかった訳

 新卒でリクルートに入社し、現在、営業企画推進部の部長を務める小川綾子さん(39)。パートナーの海外赴任が決まり、退職して帯同することを検討していましたが、同じタイミングで課長職から部長職への昇進を打診されました。「今、断ったら後悔するかもしれない」と思い、パートナーからの後押しもあいまって、子どもと日本に残って管理職へチャレンジすることにしました。小川さんのキャリアに対する考え方や管理職の魅力ややりがいについて聞きました。


ポーラ社長・及川美紀 管理職の達成感は大変さを上回る

 ポーラの埼玉エリアマネージャーになり、その後、順調に職位を上げ、2020年からは社長を務める及川美紀さん。及川さんに管理職になってよかったことを本音で語ってもらいました。


女性管理職89%が「なってよかった」視野と裁量広がる

 各企業で女性管理職が活躍することは、ジェンダーギャップの解消やD&I(ダイバーシティー&インクルージョン)の推進につながります。しかし、「自分の会社にはロールモデルがいない」「挑戦してみたいけれど大変そう」と思い、管理職になることをためらう女性も少なくないはず。そこで日経xwoman doorsでは、「現在管理職である女性」もしくは「管理職経験のある女性」を対象に、アンケート調査を実施。137人の回答を得ました。

 この回答をもとに、前編記事では「管理職になりたかった理由」や「管理職になったときの気持ち」「管理職になる前と後でどのようにイメージが変化したのか」「管理職になってから労働時間と給与がどう変化したのか」などを紹介。具体的なエピソードを交えて、女性管理職のリアルな姿をお伝えします。


女性管理職137人が回答 必要なスキルと習得法は?

 日経xwoman doorsでは、「現在管理職である女性」もしくは「管理職経験のある女性」たち137人にアンケート調査を実施。その回答をもとに、前編では「管理職になる前と後でどのようなイメージが変化したのか」や「管理職になってから労働時間と給与がどう変化したのか」などを紹介しました。続く後編では、「管理職として必要なスキルとその習得法」「管理職をする上での苦労とその乗り越え方」などを紹介します。



 ◆有料会員にご登録いただくと、特集をすべてお読みいただけます。有料会員登録はこちらから◆

お申し込み

構成/日経xwoman doors