「どんな相手と結婚すればいいのだろう」「結婚で人生が大きく変わったらどうしよう」――結婚について不安を抱えていませんか。この特集ではもっと自分らしく、パワーアップできる結婚をするための方法をご紹介します。

コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定協会の代表理事として活躍する小西さやかさんは、結婚後、いろいろなアドバイスをしてくれる「メンター」のような夫に救われたといいます。「ハイスぺ婚をする周囲を羨ましがっていたら夫の良さは分からなかった」と言います。どのように夫と出会い、交際、結婚に辿り着いたのか、これまでの軌跡を伺いました。

 日本化粧品検定協会の代表理事として活躍するコスメコンシェルジュの小西さやかさん。小西さんが結婚したのは、大手化粧品会社で6年間働いた後。それからのキャリアの躍進が目覚ましく、まさに「パワーアップ婚」の体現者。結婚を機に退職し、仏パリへ留学、ベンチャー企業へ転職、そして化粧品コンサルタントとして独立。化粧品の正しい知識を普及するために協会を立ち上げた。小西さんがここまで来たのも夫の理解や後押し、支えがあってのことだったという。

 この特集の1本目の記事・人生が変わる 私たちの理想「パワーアップ婚」って何? で、自分がパワーアップできる結婚について考察。小西さんは、まさに自分がパワーアップできる結婚を成し遂げている。1本目の記事で紹介した夫のタイプのうち、小西さんの夫は「足りないところを補ってアドバイスしてくれる(メンタータイプ)」ではないかということで今回取材をお願いした。

 「私は生活に安定を望むタイプなので、一生会社員として働きたいと思っていましたが、中立公正な協会を立ち上げるためには会社に属しているわけにはいかない。そこで夫に相談したところ、いろいろとアイデアを出して、応援してくれました」と小西さんは話す。

 そんな「メンター」のようにアドバイスをしてくれる夫と共に暮らし、さらなる活躍の場を広げる小西さん。どのように夫と出会い、結婚を決めたのだろうか? 次ページ以降で詳しく見ていこう。