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私を飛躍させた自己投資
私を飛躍させた自己投資

モデルはな 趣味に没頭することで次なるキャリアが開く

「身に付けた知識をすぐ何かに生かしたい」と思ったことは一度もない

長いキャリア人生の中で自分が思い描いたようなプランを進めるためには時には自分にお金と時間をかけることが必要です。今回の特集では具体的な自己投資の方法のほか、実際に自分に投資をすることによってキャリアを開拓した女性たちを紹介します。

私を飛躍させた自己投資

5月に茶の湯をテーマにした『今日もお稽古日和』(淡交社)を出版したばかりの、モデルでタレントのはなさん。高校時代に始めたモデルの仕事に加えて、お菓子作り、仏像、パンダ、茶道など、「好きなこと」をいくつもお持ちです。「好き」を突き詰めて、関連の書籍を出版したり、イベントを開催したりするなど、キャリアにうまくつなげているのが印象的。好きを仕事につなげる、はなさんの自己投資について聞きました。

「好き」という気持ちに素直に従うのが、私のスタイル

稽古着に身を包んだ、モデルのはなさん
稽古着に身を包んだ、モデルのはなさん

 「人それぞれに自己投資のスタイルがあると思うんです。私の場合は、『好き』という気持ちに素直に従うのがスタイルです」と、はなさんは言います。

 はなさんはこれまで「自分が好きなこと」にとことんのめり込み、それを自然と仕事につなげていくという経験を積み重ねてきました。

 「人生最初の自己投資を振り返ると、自分自身がしたことというより、親が自分に投資してくれたもののような気がします。2歳から高校卒業まで、インターナショナルスクールに通っていました。高い学費がかかるのに、そうしてくれた理由を母に聞いたところ、自分は専業主婦だけれども、娘には将来仕事をしてほしいと思った。だから仕事で武器にもできる英語を身に付けさせたかった、と教えてくれて。それを知ってからは『英語を使える仕事に就きたい』という思いがずっとありました」

 高校生時代にモデルの仕事を始めたのも、親の勧めがきっかけ。「モデルの仕事はとても楽しかった。でも、『将来はモデルではなく、別の仕事に就くのだろう』という漠然としたイメージを持っていました」

 その後、進学先の上智大学比較文化学部で待っていたのが、仏像との出合いでした。「専攻は美術史。東洋美術か西洋美術かを選択するとき、『もっと仏像の勉強をしたい』と思って東洋美術を選びました」

 その約10年後には仏像に関する書籍を出版するほど詳しくなったはなさんですが、大学入学前は全く興味がなかったそう。授業中に先生がスライドで映したフォンドキスタン(アフガニスタン東部)の仏像を見たときに、その奥深さに感銘を受けたといいます。「西のほうの国では仏像がまるでギリシャ彫刻のような姿をしているんです。同じ仏像なのに日本で見たことのある仏像と全く雰囲気が違っていました」。その日を境に授業後は図書館に駆け込み、仏像の資料を大量にコピー。それをモデル仕事の現場に持ち込んで、空き時間に読み込む生活が始まりました。

 特にお気に入りの仏像は(京都にある)東寺(とうじ)の帝釈天(たいしゃくてん)。「20代のときにプライベートの旅行で実物に会って、あまりにかっこよくて。今でも仏像界の私のダーリンです」

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