好感度が高く、自信をつけているあの人は、どんな美容法を実践しているのか。30代から始めるべき美容は? 単に見た目をよくするだけじゃない。キャリア戦略になる、自己ブランディングとしての美容について探っていく。

 いつも生き生きと、明るい笑顔が魅力的な社会保険労務士、CFP佐藤麻衣子さん(39)、婚活専門家・水嶋葵さん(50)、ライフスタイリスト・北條久美子さん(46)に実践しているスキンケアとインナーケア、ストレスの解消法など、魅力をキープする秘訣を聞きました。

佐藤さんは基本の食事、睡眠、運動を重視

 「20代~30代前半はさまざまなコスメを試しましたが、やっぱり食事と睡眠の質、適度な運動を心掛けると、健康にも美容にもいい効果が得られると実感しています」

 こう話すのは、ウェルス労務管理事務所代表で社会保険労務士の佐藤麻衣子さん(39)。日々、労務管理やライフプランに関わる研修や講演を中心に活動しているため、健康的で清潔感のある「見た目印象」を重視しているそう。

ウェルス労務管理事務所代表で社会保険労務士、CFPの佐藤麻衣子さん。「最近は動画研修の仕事が増えたので、今まで以上に自分をどう見せたいかを意識するようになりました」

 「スキンケアは基本的なお手入れだけ。薬局で買えるクレンジング、洗顔、化粧水、ビタミンC入りの美容液、乳液を使っています。30代前半まではさまざまな美容液を試していましたが、30代後半からは気に入ったものを継続使用しています。最近、目元の小じわが目立つと感じたので、デイリーケアにアイクリームをプラスしました」

 美容に関しては、毎日のスキンケアだけでエステや美容クリニックは利用していないと話す佐藤さんは、30代前半で「あること」をやめたら、調子のよい肌と健康をキープできるようになったといいます。