コロナによって世の中が大きく変わり、求められるスキルも様変わりしている。これまで誰も経験したことがないwithコロナ時代を生き抜くために必要なスキルを各界のリーダーたちに聞いた。

withコロナ時代を生き抜くために、「仕事に生かせる資格を取ろう」「稼げる資格を取りたい」と思う人は多いだろう。しかし、資格を取ればこの先も安泰と言えるのだろうか? そこで資格アドバイザーの鈴木秀明さんに、資格の選び方や具体的な資格例、資格をキャリアに生かす方法などを聞いた。

大切なのは資格を生かせる自分になること

 鈴木さんは、「資格を取ることで自信が持て、前向きな行動を起こせるというメンタル効果はあると思いますが、資格に頼り過ぎるのは危険です」と語る。

 「資格を取れば将来が約束される・安定するというわけではありません。資格を取得した後に、その資格を使って何をするのか、どんなことをしたいのかを考え、戦略を立てた上で取得しないと、『資格を取ったけれど役に立たなかった』ということが起こります。

 不安定な時代には、資格に頼りたいという気持ちも湧いてきますが、資格が自動的にキャリアを築いてくれたり、稼ぎの源泉になってくれたりする保証はありません。withコロナ時代には、これまで以上に資格をどう生かすかを考え、資格を生かせる自分になることが大切です」

 では、資格を取る際にはどのようなポイントを押さえればいいのだろうか。

次のページからは、資格を生かしてwithコロナ時代を生き抜くポイントを解説。具体的な資格例も紹介します
次のページからは、資格を生かしてwithコロナ時代を生き抜くポイントを解説。具体的な資格例も紹介します