コロナ禍で仕事でオンライン通話に慣れた人は増えても、オンラインデートの達人はまだそこまで多くないのでは? ちょっとしたコツを身に付ければ、ライバルと差をつけられるチャンスです。「オンラインデートまでのプロセス」「オンラインデート時の動画背景」「用意する物」「話す内容」などのワザを伝授します。そして、絶対注意すべきポイントも! 必読です。

 婚活では「結婚したい」と焦ることなく、多くの人に会うのが鉄則。では、そのために具体的にどのようなアクションを取ればよいのか、「コロナ禍の婚活の方程式」をマッチアップ編集長・伊藤早紀さんが教えてくれました。

1.メッセージ、LINE電話、ビデオ通話、リアルデートをリズミカルに

【コロナ禍の婚活の方程式】
婚アプ上でメッセージを10往復やり取り⇒LINEなどで電話⇒ビデオ通話1回⇒リアルで会う

 「アプリでつながった人とリアルで会う前に電話で話す人は、コロナ前はそれほどいませんでしたが、コロナ禍では、仕事でオンライン会議が浸透したこともあり、『リアルでは会いにくい』という理由で、まず電話で話してからビデオ通話、その後リアルデート、というステップを踏む人が増えています」(伊藤さん)

 また、「20代~30代前半の若者ほど、コロナ禍では『会わない恋愛』を重視しているのも特徴」と伊藤さんは言います。新型コロナウイルス感染が始まった当初は、若者が街を出歩く様子が報道されましたが、恋愛面の行動に注目すると「外出自粛中でも直接相手に会いたい」という人の割合は、若者ほど下がっています。「若者のほうがオンライン系ツールを使いこなしているからでしょう。30代後半以降になると、オンラインで恋活・婚活をすることに違和感を持つ人がまだいるようです」(伊藤さん)

 では、いざビデオ通話をする段階になったら、どんなツールを選ぶのがよいのでしょう。「LINE動画には時間制限がなく、いつ終わればよいのかが分かりにくいのが嫌だという人もいると思います。その場合は、マッチングアプリ内の動画機能を使う(時間制限がある場合が多い)とよいでしょう。アプリ内の動画機能で話してみて仲良くなったらLINE動画へ移行する、というのが自然な流れではないでしょうか」(伊藤さん)