いまだ世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。4月7日に緊急事態宣言が発令されると、不要不急の外出は自粛が求められるなど、自由が制限される生活になりました。日経doorsは、コロナ禍での読者の婚活事情を取材。今回はこのコロナ禍であっても出会いからわずか20日でプロポーズに至った女性の事例をお届けします。また、彼女が成し遂げていた「幸せをつかんだ注目すべきポイント」を、結婚相談所ウルオイ・ビジョン代表の水嶋葵さんに診断してもらいました。

コロナ禍での結婚は自分と向き合う時間ができたから

 「40歳までには結婚したいなと思っていました」と話す新田真由美さん(仮名)。外資系IT企業で働く、エネルギッシュで明るい女性だ。

 婚活アプリは、2018年ごろから「Pairs」「ゼクシイ縁結び」を使用。マッチングした相手と会ってみたものの、出会う人たちに結婚への真剣さが足りないと感じ、「これは効率が良くない」と使うのをやめてしまう。その後、友人からの紹介で2019年12月に結婚相談所に入会。長く続ける気はまったくなく、「6カ月だけやってみよう」と決めていた。

新田真由美さんの婚活プロフィール
新田真由美さんの婚活プロフィール

 「実は2020年、東京オリンピック後に勉強のため渡米する予定でした。それが新型コロナの影響で頓挫してしまって……。そもそも3月には婚活自体をやめたくなっていたんです。『なぜ、自分の大切な時間を使ってこんなにたくさんの人に会わなくてはならないんだろう?』と思ってしまって。

 けれどコロナの影響で夜の会食が減り、自由な時間が増えたこともあって、自分自身について振り返ることができました。その結果、『今ここで諦めるのも違うな。もう3カ月だけ頑張ってみよう』と、4月にサービスプランを変更して、会える人数を最上限の200人に引き上げました」

 会える人数を引き上げると同時に、新田さんは結婚相談所専用アプリ内のある項目を書き換えた。これを機に、彼女は一気に「結婚」へと近づくことになる。

 その結果、出会いからわずか20日でプロポーズ! 一体何を、どんな風に書き換えたのか? 結婚相談所に入会していなくても、婚活アプリに登録していたり、婚活に励んでいたりする人は必ず参考になるはず。結婚までの気になる20日間のプロセスなど、次のページからご覧になれます。

婚活ストーリーの詳細は次ページから!
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