皆さんが思い描くリーダーってどんな人でしょうか。デキる人? みんなを引っ張っていける人? 多様性が求められる今、必要とされるリーダー像はどんどん変化しています。doors世代が初めてチャレンジするリーダー職=現場で輝くチームリーダーの心得や資質をお伝えします。

仕事の経験が増え、後輩もできてきたdoors世代。現場でチームをまとめる役割、チームリーダーをアサインされる人もいるでしょう。「自分に務まるのかな?」とちょっと引いてしまう人もいるかもしれませんが、それはステップアップの絶好のチャンス。「当面、リーダーになる見通しはない」という人も、「リーダー的な視点や行動」を意識すれば必ずメリットがあるはず。あなた自身はどんなタイプのリーダーになるのかを、 簡単な質問から明らかにします。

 社会心理学の分野で、リーダーの行動分析に関してよく知られているのが「PM理論」です。PはPerformance。チームの目標達成に向けてどれだけ働きかけるかの度合いです。一方、MはMaintenance。チームという集団の維持、チームがまとまるように働きかける度合いを指します。このPとMそれぞれの強弱から、リーダーのタイプを大きく4つに分けます。

 ここからは、簡略化した質問によって、あなたがどのタイプかを判断してみます。また、各タイプのリーダーがチームのメンバーとどう関わればうまくいくかについて、社会心理学者の新井洋輔さんに助言をいただきました。

 あまり深く考えずに、自分が近いと思う選択肢を選んでみてください。下の画像をタップ(クリック)して診断スタート!

文/秋山知子(日経doors編集部) イラスト/Nao