「副業元年」と呼ばれた2018年。今もその波は加速し、みずほフィナンシャルグループが副業容認の方針を明らかにしたことも大きな話題になりました。副業は「はやりのもの」から「当たり前の存在」になっていますが、副業に興味はあっても何から始めればいいのか、誰に相談したらいいのか分からないという人も多いでしょう。『副業で稼ぐ! と決めたら読む本』の著者・中山マコトさんは、「何をしたいか分からないなら、副業をするのはまだ早い」と話します。10人に1人以上が副収入を得ているこの時代に、副業を成功させるためのイロハを副業アドバイスのプロに教えてもらいました。
日経doors読者アンケートでは98%が「副業に興味がある」と回答していますが、副業にも詳しい中山マコトさんは、「残念ながら、副業は万人向けではない」と言います。
副業は、新しいスキルが身に付き、人脈もでき、やりがいも得られるといういいことずくめのように見えるでしょう。実際、そういう一面もありますが、本業と同じく、いいことばかりとはいかないと中山さん。「たとえ副業であっても、仕事は仕事です。軽い気持ちで始めてしまうと、誰かに迷惑を掛ける可能性はあります」
中山さんは「自分が副業に向いているかどうか見極める質問」を教えてくれました。皆さんも次の質問に答えてみてください。次のページで詳しく解説します。