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もろんのん マーケ×カメラマン「好き」の追求が本業に

自分の「好き」を広く発信したい 強みに特化し毎回ホームランを目指す

一つの仕事だけでは時に不安定な状況に陥ることも考えられるwithコロナ時代。そこでチャレンジしたいのがパラレレルワークだ。パラレルワークの成功事例として紹介するのが、入手困難な人気スイーツ「Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)」のマーケター・川北啓加(のりか)さん(26歳)。スタートアップ企業の正社員として働く傍ら、週末にはトラベルフォトグラファー・もろんのんとして活動する。「好きを応援・発信したい」という共通軸で、自分の「好き」とスキルを掛け合わせながらチャレンジを続ける独自の働き方に迫る。

企業のマーケターとフォトグラファー、両方が学び

 平日は会社員、週末はフォトグラファーとして活動するもろんのんさん。彼女が勤務する「ミスターチーズケーキ」は、フレンチ出身のシェフ・田村浩二さんが手掛ける話題のチーズケーキ専門店。店舗は持たずオンラインのみで購入できる販売スタイルで、販売開始後最短5分で完売、「幻のスイーツ」とも呼ばれている。もろんのんさんは、急成長中の会社へ昨年12月に転職。現在は、ウェブマーケティングやイベント企画など多岐にわたる業務を担う。

平日は会社員、週末はフォトグラファーとして活動するもろんのんさん
平日は会社員、週末はフォトグラファーとして活動するもろんのんさん

 一方で、週末にはトラベルフォトグラファーとしての顔も持ち、精力的に活動中。

 「本業と写真の仕事は切り離していて、どちらに対しても同じモチベーションで向き合っています」と、もろんのんさんは言う。社会人のキャリアを歩み始めてから、一貫してパラレルワーカーの働き方を続けてきたのは、カメラマンという1つのスキルに頼るのではなく、ウェブマーケティングの仕事に関わり、自分が好きと思ったものを広く誰かに届けたいという思いから。「好きなものを世の中に届けられることに一番やりがいを感じる」と、明るく笑う。

 Instagramの投稿から始まった写真活動はその後仕事となり、現在Instagramのフォロワーは8万人超。近年は、「そうだ京都、行こう。」(JR東海)、「ピュレグミポケモンでんげきトロピカ味」(カンロ)など大手企業の広告撮影に携わるほか、雑誌『Hanako』ではテレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さんによる連載の撮影を初回からレギュラー担当。喜怒哀楽をテーマにしたコラムと等身大の素顔を切り取ったチャーミングな写真は大きな話題となっている。

 「旅行や友達の写真を撮ることが大好きな私にとって、写真を撮影することは日常。その写真を誰かの役に立つならぜひという形で、自分がいいと思ったものに対して協力させてもらっている感じです。仕事の撮影を通じて、食の分野に興味を持ちました。異業種の経験やアイデアは常に学びがあり、双方の仕事で生かせます。続けられるのは、どちらも好きな仕事だから。平日も週末の仕事もどちらも楽しんでいます」

 今年5月にはYouTube「もろんのんTV」を立ち上げ、ますます活動の幅を広げるもろんのんさんだが、一時期は複数の仕事を同じ熱量で行うバランスや、オフタイムの時間確保に悩み、葛藤した経験もあった。次のページからは、趣味が仕事になったきっかけ、個人で仕事を受けるときのマイルール、パラレルワークの葛藤を乗り越えた転機についてさらに詳しく聞いていく。

<Works>①スタートアップ企業のマーケタ―/②週末トラベルフォトグラファー<パラレルワークのMyルール>■ 「自分が応援したい」モノや場所であるか?/■ ○○を細分化し○○づくり。発注側に○○をイメージしやすくする/■ 仕事の○○を身に付け、Win-Winの関係になれる○○と○○で受注/■ 複数の仕事の○○は避け、○○と○○で切り分ける/■ 強みを自ら発信し、外部との○○を増やす
撮影中のもろんのんさん。コロナ禍を機にYouTube配信も開始!
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