いざ副業を始めようと思ったときに、「副業をしたい人」と「仕事を依頼したい人」をつなぐ「副業プラットフォーム」を利用することを考えている人は多いだろう。しかし、さまざまなサービスがある中で、何を基準にどんなサービスを選べばいいのだろうか。そこで副業評論家の藤木俊明さんに、副業プラットフォーム(仲介サービス)の選び方や、サービスを利用するときのポイントなどを聞いた。

コロナ禍ではネットで完結する副業が主流に

 藤木さんによると、副業プラットフォームは大きく分けて2種類あるという。1つ目は、仕事の受発注から納品、支払いまで、ほぼすべての業務がネットで完結するもの。「写真やイラスト、ハンドメード作品などをネットで販売する副業や、ライティングやウェブサイト作成などの業務をネット経由で請け負う副業などがこれに該当します」

 2つ目は、仕事の受発注などはネットを通じて行い、実際の業務は対面で行うもの。「自分が持っているスキルを講師やアドバイザーとして教える副業や、自分で企画した体験を提供する副業、空いている部屋を宿泊場所として提供する民泊運営、フードデリバリーなどがこれに該当します」

 しかし、コロナ禍により2つ目の副業には変化が。「対面でのやりとりが困難な状況となったため、『ウーバーイーツ』などのフードデリバリー系を除き、ほとんどの副業が対面からオンラインへ移行、ネットで完結する仕組みに切り替わっています」

 こうした状況を踏まえて、これから副業をする場合には、何を基準にどんな副業プラットフォームを選べばいいのだろうか。

次のページからは、4つのカテゴリー別に副業プラットフォームを紹介
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副業プラットフォームを利用するときのポイントについても解説します
副業プラットフォームを利用するときのポイントについても解説します