昇進、転職など仕事の分かれ道に、結婚や出産などのライフイベント…。選択肢が広がれば悩みも多様化、「キャリア迷子」になりがちです。だからこそ、力付けてくれる「メンター」が欲しい! 見つけ方、関係のつくり方のノウハウを、実例を基にお伝えします。

メンターのつくり方

「本当に今の会社で働き続けていていい?」「自分にはもっと向いている仕事があるのかな」…。キャリアを重ねる中で言葉にしにくい「モヤモヤ」にぶつかること、ありますよね。転職エージェントの無料カウンセリングや友人は頼りやすいですが、デメリットもあります。日経doors世代の利根川愛華さんは、有料のキャリア相談サービスを頼ることで、打開策を見つけるヒントを得ることができました。悩みに対して「自分なりの答え」を見いだす方法、考えてみましょう。

「もしかして、今の仕事、向いてない?」

 通信販売会社で商品のバイヤーの仕事をしている利根川愛華さん。入社して6年、商品担当の仕事を始めてからは3年半。働きやすい環境で同僚にも恵まれてきたという利根川さんは、好きな仕事だからこそ、壁にぶつかっても乗り越えてきたといいます。そんな利根川さんが、仕事に対する違和感を覚え始めたのは、バイヤーの業務に慣れてきた頃でした。

 「思うように売り上げが伸びず、『この仕事、自分に向いているのかな?』と考えるようになりました。制作会社と取引先の間に入る仕事ならではの悩みもあり、転職をする同期もちらほら出てきた中、ずっとこのままでいいのかという漠然とした不安を抱えていましたね。かといって、担当している仕事を放り出すわけにもいかず、どうしようもない状況でした」(利根川さん)

利根川さん(左)と、カウンセリングを担当した「そうだんドットミー」アドバイザーの上田あづささん

欲しいのは「共感」ではなかった

 仕事の悩みは、周りに迷惑をかけたくない思いから社内では相談しづらかったといいます。女友達に打ち明けたこともありましたが、共感は得られるものの打開策には結び付きませんでした。

 「特に女性同士だと、仕事に対するモチベーションや、ライフステージによっても受け止め方や解決策が違いますよね。だから『それは大変だね』と共感はし合えても、その先の一言を発しにくい。自分が相談を受ける立場でも、『こういうことを言って、気に障らないかな』と心配になることが多々ありました」(利根川さん)

 働き方に悩んだり、仕事がつらいと感じたりしたときの次のステップとして、転職エージェントでの無料の「キャリアカウンセリング」をイメージする人は多いのではないでしょうか。利根川さんも、転職経験がある友人などから聞いて「相談に乗ってもらえること」自体は知っていました。しかし、ある「不安」から、足を向けることをためらってしまったそうです。

転職エージェントでキャリア相談がうまくいかないって、どういうこと? 意外によく見られる典型的なエージェントの一言は、相談を「拒否」するケースです。その裏にある理由と、もう一つの「あるある」な一言は、次ページでチェック!
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