昇進、転職など仕事の分かれ道に、結婚や出産などのライフイベント…。選択肢が広がれば悩みも多様化、「キャリア迷子」になりがちです。だからこそ、力付けてくれる「メンター」が欲しい! 見つけ方、関係のつくり方のノウハウを、実例を基にお伝えします。
有料でキャリアの相談に乗ってもらうって、どういう感じ? そんな読者の疑問に答えるべく、日経doors編集部は特集「メンターのつくり方」で取材した「そうだんドットミー」のメンタリング現場に潜入! リポート前編では、相談者の会社員、坂東絵里奈さん(仮名、27歳)のお悩みの詳細に迫りました。後編では、そこから一歩を踏み出すための具体的なアクションプランを考えていきます。

メンター相談を読者が体験(1) キャリア迷子の心理は?
メンター相談を読者が体験(2) 職場の「違和感」の正体 ←今回はここ

多忙な時期にやりがいを感じた自分 掘り下げると?

 入社4年目にしてたくさんの部署異動を経験したことなどから、自分の適性や、将来のビジョンが分からなくなってしまったという絵里奈さん。しかし、アドバイザーの質問に答えながら気持ちを掘り下げていった結果、新規事業に携わっていた多忙な時期に、一番やりがいを感じていた自分に気付きました。この「発見」をどう生かしていけばいいのでしょうか。