遅くまで働かないと仕事が終わらない、成果が出ないと怒鳴られる、部署の宴会ではお酌を強要される……。うちの会社ってヤバくない? 職場での戦い方に逃げ方、最強の対処法を紹介します。

働き方改革といわれているけれど、残業続き、休憩時間も取らせてもらえない。有給休暇すら認めてもらえない……もしかしてウチの職場ってブラックかも? そんな人のためにあなたの職場がブラックかどうかの見極めリストをご用意しました。このリストは読者アンケートや取材によって、浮かびあがった実際の例を元に作成しています。何がOKで何がNGなのか、気を付けるべき点はなんなのか、ぜひチェックしてみてください。

<あなたの職場、ブラックかも? 見極めリスト>

【残業】
□(1)毎日4時間以上の残業が当たり前になっている
□(2)会社は午後10時に一斉消灯。でも仕事が終わらないので自宅に持ち帰っている。自宅での作業だから勤務時間として認めてもらえない
□(3)給与体系が見なし残業制度なのでいくら残業しても残業代は支払われない
□(4)タイムカードや勤怠システムの制度が機能していない
□(5)給料を労働時間で割ってざっくり時給を算出したら最低賃金より低かった

【給料】
□(6)管理職になったから、これまでもらっていた残業代がなくなった
□(7 1日の残業時間、15分以下は切り捨てて計算するルールになっている
□(8)遅刻したら1分につき1000円が給料から差し引かれることになっている
□(9)自分の不注意でタブレットを壊すと、罰金5万円が科される

【休憩・休暇】
□(10)忙しいから休憩時間はいつも15分程度
□(11)自分が取りたい日に有休を取れない

【異動】
□(12)子どもを保育園に入れて育児休業から復帰したのに転勤を伴う人事異動。抗議したが聞き入れてもらえなかった
□(13)部署を異動したら、突然給料が下がった

 次ページであなたの職場のブラック度をチェックしてみよう!

* 調査は2019年7月19日から9月30日まで、日経doorsの女性読者を対象に、インターネットを通じて実施。45人が回答しました。