- (1)ブラック職場かも? 見極めリスト【働き方&給料編】
- (2)ブラック職場かも? 見極めリスト【人間関係編】
- (3)長時間労働に苦しんだ3人の証言 3つの対処法
- (4)上司のパワハラに悩まされた2人の後悔 対策5カ条
- (5)セクハラで深く傷ついた3人の告白 4つのアクション
- (6)「転職したらブラックだった」を避けるための見極め方 ←今回はココ
転職活動を経て、希望に胸を膨らませて入社した企業が、長時間労働が常態化している、パワハラが横行しているなどといったブラック企業だったら……。そんな事態を避けるために転職先がブラックかどうかの見極め方をブラック企業アナリストの新田龍さんに聞きました。
巧妙な誘い文句のブラック企業
転職した企業が長時間労働やパワハラが横行するブラック企業だったら、辞めるまでつらい時間を過ごすことになるうえに、転職活動の再スタート、キャリアの仕切り直しと精神的にも肉体的にも負担が増えてしまいます。
ただ、その一方で「これだけブラック企業に関する情報があふれている時代に、本当に入社する人なんているの?」と思う人がいるかもしれません。しかしブラック企業アナリストで、数々の事例を見てきた新田龍さんはこう警鐘を鳴らします。「ポジティブなPRにかけては残念ながらブラック企業側のほうがたけていることが多いです。なぜなら、ブラック企業はその劣悪な労働環境ゆえに慢性的に人手不足であり、人材確保のために常に必死だからです。自分は大丈夫と思っていてもブラック企業に引っかかってしまうことがあります」
そこで、今回は求人広告や企業のウェブサイト、会社説明会、会社訪問時、面接時と5つのポイントから入社する前にブラック企業を見極める方法を新田さんに伺いました。
まずは求人数や求人概要を掲載している求人広告からブラック企業を見極めるポイントです。しっかり頭に入れましょう。