先行き不透明な日々が続く中、お金に不安を感じる人も少なくないのでは?だからこそ、無駄なく使って備えたい……。そこで、節約、投資、副業などさまざまなノウハウを駆使して、1年で100万円以上貯めた20代から30代の女性の実例を紹介します。

インスタグラムで家計管理術やお金に関する情報を発信しているせつこさん(アカウント名:setsuko_20)は、「ストレスのたまる節約はしない」をモットーに、4年半で総資産1000万円を達成。無理なく続けられるシンプルな方法で家計改善をしていきました。せつこさんが実践した家計管理法&貯蓄法とは? 「ゆるい意識」で結果を出せる方法を紹介します。

「ゆるい意識」で結果を出せる家計管理法&貯蓄法を紹介します
「ゆるい意識」で結果を出せる家計管理法&貯蓄法を紹介します
◆せつこさん(29歳)

関東地方に住むワーキングマザー。夫と子ども2人の4人家族。現在は第2子の育休中。2017年1月に結婚後、第1子の出産を機に本格的な家計管理をスタート。シンプルで無理のない家計管理を行い、4年半で総資産1000万円に。

家計改善を意識したきっかけは第1子の出産

 今から4年半前。2017年1月に結婚したせつこさんの当時の貯蓄額は0円。唯一の資産として、夫が会社の制度を利用して積み立てていた財形貯蓄が約30万円あったといいます。

 「私も夫も会社員で共働きでしたが、夫婦共に貯蓄には無関心。家賃や光熱費などの必要経費以外は、すべて『自由に使えるお金』という感覚でした。欲しいものがあればすぐに買っていましたし、そもそも家計管理をしていなかったので、毎月何にいくらお金を使っているのかも認識していませんでした」

 しかし結婚後、ほどなくして第1子を妊娠。「今のお金の使い方のまま産休と育休に入ると、家計のやりくりができないのでは?」と思い始めたそう。

 「受給条件を満たした上で申請すれば、産休手当(出産手当金)や育休手当(育児休業給付金)をもらえることは知っていましたが、詳しく調べてみると、これらの手当が支給されるのは出産後数カ月たってからになることが多い。夫の給料だけで生活するためには、きちんと家計管理をしなければいけないと気づいたんです」

 では一体、せつこさんはどのように家計を改善し、家計管理を軌道に乗せたのでしょうか?

<せつこさん流 家計改善&貯蓄術>■「#○○」「#○○」でインスタグラムを検索/○○と比較して、お金の使い方の改善点を見つける/■○○の見直しはマスト/■1週間に必要な○○を○○/○○を中心に買い物をしながら、できるだけ予算内に収める/■○○や○○、○○、○○にはお金はかけない/■家計簿は○○を使う/■ストレスがたまるなら「先取り貯蓄」はしない/→○○を算出して、それに合わせた生活をする/■貯蓄が軌道に乗ったら、○○を開始/■楽天カードを使って○○を有効活用する
無理なく続けられるせつこさん流の家計改善&貯蓄術を紹介します