先行き不透明な日々が続く中、お金に不安を感じる人も少なくないのでは?だからこそ、無駄なく使って備えたい……。そこで、節約、投資、副業などさまざまなノウハウを駆使して、1年で100万円以上貯めた20代から30代の女性の実例を紹介します。

管理栄養士として働く、社会人4年目25歳のぽち。さん。月収16万円で、初めての一人暮らしをきっかけに貯金を始めるも挫折したそうです。その後、貯金上手な彼氏に影響されて、本格的な家計管理の見直しを開始し、自分に合った貯金方法を模索。奨学金の繰り上げ返済に充てる分を含め、月7万円を貯金できるように。コンビニOK、外食OK、欲しい服も我慢しないのに、奨学金返済と貯金をしてもまだお金が余るという驚きの家計術を教えてもらいました。

プロフィール
北海道在住。高齢者福祉施設で管理栄養士として働く。大学4年間で、216万円の奨学金を借りたが、2022年末までに完済予定。インスタグラムのフォロワーは約19万人。

友人の結婚式で「お金が無い」

 ぽち。さんが自分の貯金額に危機感を抱いたのは友人の結婚式に招待されたとき。

 「社会人になって、少しずつ貯金をしていたつもりでしたが、必要なときにATMでお金を下ろしていたので、貯金額をきちんと把握できていなかったんです。社会人1年目に友人の結婚式に招待され、貯金が一気に減ってしまって、どれほど貯金が無かったのか気付かされました。せっかくの友人の結婚式。すてきなお金の使い道ですが、お金が無くなることに気を取られる自分がすごく嫌になりました」

貯金上手な彼氏に影響される

 さらに本格的に家計の見直しを始めるきっかけとなったのが貯金上手な彼氏との交際だった。

 「彼と交際し始めて、貯金額を耳にしたときに、私よりもずっと多かったんです。年が一つしか違わないのに桁違いの貯金をしていて、驚きました。私は貯金額も少ない上に200万以上ある奨学金を返さないといけない。もし、これから結婚するという話になったら、結婚してもらえるのか不安になったんです(笑)。自分なりに貯金を頑張ろうと思いました」

 そこから、お金の勉強を始め、家計の見直しをしていったぽち。さん。現在では、月に約7万円を貯金し、奨学金も繰り上げ返済をして、来年の12月には完済予定だそう。ぽち。さんの家計術は次のページから詳しくお伝えします。

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