空間・映像表現とテクノロジーを組み合わせた演出で、企業やアーティストのコミュニケーションを彩るクリエイティブ・ディレクターの古屋遙さん。2019年からは、エンタメ業界をはじめとしたクリエイティブやエンジニアリングを手がけるチーム「stu」に参画し、独自のアイデアで数々のプロジェクトを成功させている。観る人に感動と驚きを与えるクリエイティブの源となるノート術を、古屋さんに聞いた。
企画の提案に欠かせないiPadと手書きアプリ
イベントや音楽ライブの総合演出、商業空間のデザインや映像ディレクションなど、さまざまなジャンルでのクリエイティブを手がける古屋さん。フリーランスの演出家として活動しながら、クリエイティブコンプレックス「stu」の一員として大規模なプロジェクトにも携わっている。ファッションや音楽など領域にとらわれずAKBグループのアジア公演やTWICEのライブ演出、大河ドラマ『おんな城主 直虎』のアートディレクションといった、エンタメ業界での活動も幅広い。
古屋さんが仕事で用いるノート術は、大きく分けて2つ。アナログのノートに筆記して思考を整理する方法とiPadのアプリに手書きする方法だ。
クリエイターにとってはなくてはならない作業、アイデアの発想を自由に広げるときに主に使うのは手書きのノート。そしてiPadのアプリでアイデアを整え、情報共有していく。
では実際にどのような使い方をしているのか。具体的な使い方については次のページから!