doors世代にとってあるあるの転職、結婚、人間関係といった悩みについて、人気転職アドバイザー、離婚弁護士、精神科医のTomy先生、お笑いタレントぼる塾のあんりさんなど、さまざまな業界のエキスパートが回答してくれます。

 今抱えているモヤモヤや悩みは、できれば今年中にスッキリさせたい! そこで、Twitter『ゲイの精神科医Tomyのつ・ぶ・や・き』が話題を呼び、半年もたたないうちに10万フォロワー突破、2021年11月時点で25.6万フォロワーと人気のTomyさんにお悩みを解答していただきました。

 今回寄せられた悩みは、「ウェブ会議の雑談中、答えたくない話題が出たときはどうしたら?」「自分だけ腫れ物に触るような態度をされてモヤモヤ」の2つ。どんな解答をしてくれたのでしょうか。

精神科医Tomyさん
精神科医Tomyさん
(C)カツヤマケイコ

ウェブ会議 デリカシーない会話にモヤモヤ

相談者
桃子さん(仮名、25歳、営業)

 広告代理店の営業部で働く桃子さん。コロナ禍で、勤めている会社は完全にリモートワークになった。最初の頃は戸惑ったものの、今では満員電車に乗ることのない毎日に満足している。最近は社内の人たちもウェブ会議に慣れ、ちょっとした打ち合わせも頻繁に行われるようになった。

 今いるチームへは、コロナ禍の中での異動だった。桃子さん以外全員男性、しかも皆20歳以上離れていて、面識もほとんどない。今ひとつメンバーの人となりがつかめないでいるが、仕事は滞りなくやれていると思う。ただ一つ、ウェブ会議での雑談が憂鬱なのを除けば。

 その日の議題が終わり近況報告などをしていると、自然と話題がセクシャリティーな話や下ネタと思われる内容になっていることもある。20歳以上も年齢の離れた人たちの会話は新鮮というよりも「価値観が古いんだな」と思うことのほうが多い。

 しかし、桃子さんは話に参加せず、この時間を「ミュート」にして、ただただ「早く終われ」とやり過ごしている。

 「私だけが女性なのに、デリカシーがないなと思います。でも、そう発言して事を荒らげたくないので、ミュートにして聞き流しています。ただ、いつ話を振られるかとヒヤヒヤしていて。できれば参加したくないのですよね。

 こういった中にいると、私までだんだんと染まっていってしまいそうで。せめて自分だけは価値観のアップデートを怠らないようにしないと、と焦ります」

<ウェブ会議の雑談中、答えたくない話題が出たときはどうしたら?>・○○にする。○○のも自分軸<リアルで行われる忘年会。聞かれたくない話題を振られたら?>・「○○です」と言う/・トイレに行くフリをして席を変える/・○○してしまうのもアリ

 ウェブ会議の雑談中、答えたくない話題が出たときはどうしたらいいのでしょうか。さらに、今後コロナ禍も落ち着いた頃にリアルで行われるであろう忘年会で、聞かれたくない話題を振られたらどうするかも、Tomyさんに聞きました。

 2つ目のお悩みは、「新人の自分に対して、特別扱いをされているように感じてしまう場合はどう対処すべきか」。対処法を教えてもらいました。

<新人の自分に対して、周囲が「腫れ物に触る」ように接してきたら?>1.あまり○○しない/自分自身に問題があるのではなく、まだ○○いないだけ/2.適度に○○をしていく/自分から『○○』を少しずつ話していく/3.○○スキルを身に付ける/これ以上言いたくない、突っ込まれたくないことは○○と言う/4.大事なのは、「○○をつくらない」こと

 最後のページでは、「自分ファースト」での物事の考え方について聞きました。「自己肯定感を高める」正解も、紹介します。

・Iメッセージ/○○を主体にして話すこと/・YOUメッセージ/主語を○○にして話すこと/物事がうまくいかない時は、「私は何にモヤモヤしているのだろう」「私は何が嫌なんだろう」「私はどうしたいのだろう」と○○で考えてみよう/・広い視野を持ち続けるにはどうする?/さまざまなコミュニティーに属し、○○を増やそう/自己肯定感を高めるには/自分自身が○○することが、一番の正解