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入社して4年。首都圏に住む立川由依さん(26歳/仮名)が新卒時から勤めてきた情報通信会社を辞めようと思ったのは、「将来的には地方に移住して、地域活性化に関するビジネスを個人でやってみたい」という気持ちが芽生えたから。
「移住して個人でビジネスをするためには、集客力や課題発見力、提案力、マネジメント力などをもっと磨く必要があります。現職ではそうした力が身に付かないし、身に付けることを求められてもいない環境だったので、このまま居続けても自分のためにも会社のためにもならない。そう思って、転職を決意しました」
【転職前】
・業界:IT業界
・職種:システム運用
・仕事内容:システムの運用管理、保守。サーバーメンテナンス作業など
【転職後】
・業界:IT業界
・職種:ITコンサルタント
・仕事内容:企業が抱える課題を解決するために、ITを活用した提案を行う
【転職活動で活用したサービス、エージェント】
・登録したのは、大手エージェントの「リクルートエージェント」、IT業界に強い「Green」、金融やIT、コンサルなどの分野に特化した「KOTORA」。メインで使ったのは「KOTORA」
将来を見据えて転職を決意した立川さんだったが、新たな挑戦に「不安」がなかったわけではない。また、転職活動をしていることを周囲にオープンにできていたわけでもない。
「孤独と不安との戦い」ともいえる転職活動を、彼女はどのようにして乗り越え、内定を勝ち取ったのだろうか? 内定先に入社する前の9月末日。転職活動のプロセスとともに、孤独や不安への対処法などを聞いた。