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- (4)正能茉優「年収150万円減でも私が転職した理由」
- (5)転職するべき? 迷子な32歳に凄腕キャリアコーチが示す解決法
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- (7)大手を辞め、海外・職種転換を経て年収を上げた32歳
- (8)37社落ちた後、年収アップ転職できた25歳の分岐点
- (9)転職して在宅勤務が可能に 1カ月短期決戦の27歳
- (10)広報仲間に誘われリファラル転職の28歳 即決の経緯 ←今回はココ
- (11)人事担当者本音座談会 職務経歴書の書き方が判断材料
- (12)人事担当者の本音「仕事はできるけど、採用しない人」
社会人5年目でソフトウエア開発事業会社の広報に勤めていた中西朋依さん(28歳)は、今年1月、後に入社することになったインターネット会社、さくらインターネットの広報担当の知り合いから「うちの会社に興味はありませんか?」と声を掛けられた。
・業界:IT業界
・業種:広報
・仕事内容:ソフトウエア開発事業の広報
【転職後】
・業界:IT業界
・業種:広報
・会社:さくらインターネット
・仕事内容:インターネットインフラ事業の広報
「もともと転職は考えていませんでした。広報の仕事にはやりがいを感じていて、職場環境にも満足していました。でも、声をかけてくれたAさんとは知り合いでしたし、軽い気持ちで『一旦、話を聞いてみよう』と思って、会うことにしたんです。話を聞いていると、産休・育休制度が整い、子育てしながら働いている人がたくさんいたり、さぶりこ(Sakura Business and Life Co-creation)という制度で会社独自の子ども手当金や入学祝い金がもらえたり……と子育て支援に関する福利厚生がとても充実していました。
私は24歳のときに結婚し、将来は、子どもを産みたいと思っているんです。働きながら子育てをすることを考えると、母になっても働きやすい環境にいることはとても重要です。ただ、妊娠してからの転職は、気持ち的に少しハードルが上がります。この機会に思い切って転職してみようかなと思いました」