自身のメソッドを世界に広げる近藤麻理恵さんは、テレワークが広がりつつあるなか、デスクやメール、名刺の管理など、ワークスペースを見直すことで働き方、人生が変わると提唱します。後編では、今すぐ実行できるこんまり流仕事にときめきをもたらすワークスペースの片づけを教えてもらいました。
片づける前に自分がときめく働き方をイメージ
近藤さんが自身のメソッドを伝えるときに欠かせないキーワードが、「ときめき」だ。家庭での片づけにおいて、自分がときめくかどうかで手元に残すモノと手放すモノを決めるという考え方である。近藤さんは、職場環境の片づけでも「ときめき」が大切だと言う。
「ワークスペースを片づけるときに判断基準となるのは、自分がときめく働き方ができるかということ。ときめくという言葉がピンとこない人は、自分にとって心地がいい、無理のない働き方ができるかどうかと考えると分かりやすいです」と近藤さん。
まず片づけを成功させるために欠かせないのが、理想のワークスタイルをイメージすること。そしてそのイメージを実現できるように作業をしていく。
では具体的にどうイメージして、どのように片づけていけばいいのか次のページから見ていこう。