転職エージェントの宣伝をあらゆるところで見掛けるようになりましたが、一体どこに登録すればいいのか、不安に思う人も多いでしょう。そんな転職エージェントを賢く「使い倒す」テクニックをお伝えします。

転職エージェント側も商売。注意すべき点は?

 終身雇用が事実上崩壊した昨今、「転職」という言葉が頭に全くない、という人はdoors読者にはほとんどいないのではないでしょうか。転職エージェントの広告や宣伝も頻繁に見掛けるようになりましたが、一方で自分たちのもうけしか頭にないような悪質な転職エージェントも、一部には存在するようです。

 リクルートキャリアなどで転職エージェントとして活躍し、2012年にアクシスを起業して転職ノウハウメディア「すべらない転職」を運営する末永雄大代表は「転職エージェントを賢く使い倒す」ことが大事だと話します。

 「転職エージェントとは、分かりやすくかみ砕いて言えば『企業と転職者の間に入る、お見合いのおばちゃん』のようなものです。非公開を含めた求人情報を多数保有しており、そのたくさんの情報の中から求職者に合った求人を絞り込み、提案してくれます。履歴書や職務経歴書の添削から面接の日程調整、給与交渉まで転職活動を全面的にサポートしてくれる存在で、上手に使えば転職活動がぐっとラクになりますが、注意すべき点も当然あります。それは、転職エージェント側も商売ということです」

 基本的に求職者は無料で使えるのが転職エージェントのサービス。当然、エージェントは採用側の企業から報酬を受け取っています。そのことのどこに注意すべき点があるのでしょうか?

転職エージェントの使い倒し方/●転職エージェントも商売。○○○や○○○を紹介されることもある。/●担当者の質は大手でも○○○。自分の話をよく聞いてくれて、○○○で見極めて/●大手のエージェントは○○○が強み。実際に紹介を受けるのは領域特化型のほうが○○○ことも/●20~30代女性のdoors読者であれば、○○○に登録することがおすすめ/●転職エージェントには正直に希望・要望を伝えよう。○○○を心掛けることが自分のためになる