婚活アプリで出会い、結婚にたどり着いた「男性側の視点」、気になりませんか? アプリを使っているとき、女性側のどのような点を重視していたのでしょうか。今回は、婚活アプリ「Pairs(ペアーズ)」で出会い結婚した男性を取材。女性側の何を重視したのか、どこが好感度高かったポイントなのかを教えてもらいました。

 →→話を伺ったのは…

 仁田坂淳史さん(34歳)会社経営

「婚活アプリで出会って結婚するのは、恥ずかしいことではない」(仁田坂さん)
「婚活アプリで出会って結婚するのは、恥ずかしいことではない」(仁田坂さん)
仁田坂さんの婚活プロフィル
仁田坂さんの婚活プロフィル

 お話の最後には、女性側がまねしたい「婚活アプリのプロフィルから結婚に至るまでの5つのポイント」を結婚相談所ウルオイ・ビジョン代表の水嶋葵さんが教えてくれています。お見逃しなく!

プロフィルは「自分の印象をクリアに」伝えるべき

日経doors編集部(以下、――) まずは、仁田坂さんが婚活アプリを利用し始めた頃の話を聞かせてください。

仁田坂さん(以下、仁田坂) Pairsを使い始めたのは、2015年の10月中旬ごろ。ちょうど起業して半年くらいたった頃でした。

 その頃は、彼女がほしかったわけでもなく、焦ってもいなかった。35歳くらいになったら結婚すればいいかな、と漠然と考えていました。「別に今結婚しなくたっていい」「そのうち結婚すればいい」――。一部の男性と同じように、僕もそう思っていましたが、会社のメンター的存在だった方に「いろいろな人に出会ったほうがいい。恋愛もしたほうがいいよ」と助言を受けたのがきっかけで使い始めました。

 今だから分かるのですが、会社を経営している方のアイデンティティーは、ともすると「会社=自分」ぐらいの熱量を持ち、仕事に没頭してしまう傾向があります。でも、それだけでは会社を成功させることはできないんです。

 会社とは別の世界も持って、その世界も大事にしながら、よい距離感で会社経営に携わらないと、本質的な問題から目をそむけてしまったり、独りよがりの思い込みで失敗してしまったりします。今となっては、メンターの方の言う通りにしてよかったな、と思いますね。

―― 婚活アプリでは、仁田坂さんから「いいね」を押したのですか。それともお相手のほうから?

仁田坂 10人くらいと会い、「そろそろいいかな。やっぱり仕事に集中しようかな」と思っていた頃、相手の方(現在の妻)から「いいね」が来ました。2015年12月14日のことです。僕もいいな、と思って「いいね」を返しました。「合いそうだな」と思った点は、「プロフィルの内容」と「写真映り」でしたね。

婚活ストーリーの詳細は次ページから!
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