年末年始に読んでおきたい「お薦めの本」を紹介する特集。第3回は、今年9月に、環境大臣として男性最年少で入閣した小泉進次郎さん。小泉さんに挙げてもらった一冊は、環境大臣になった後に読んだという一冊。それは、働く女性にもなじみのある女性誌でした。

環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)の小泉進次郎さんの写真
小泉進次郎/環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)
1981年生まれ。関東学院大学経済学部を卒業後、2016年に米国コロンビア大学大学院政治学部修士号を取得。米国戦略国際問題研究所研究員を経て、2009年に衆議院議員に。2011年に自民党の青年局長に就任。内閣府大臣政務官、復興大臣政務官兼自民党農林部会長などを経て、現職。

気付きを与えてくれたのは女性誌

 2019年9月に入閣し、環境大臣に就任した小泉進次郎さん。若手政治家としてdoors世代からも厚い支持を得ている小泉さんに、人生観・価値観を変えるきっかけになった本を聞いてみると、意外な書籍名が返ってきました。それは、『FRaU SDGs MOOK OCEAN 海に願いを。』(講談社)。女性誌「FRaU」シリーズの一つです。

 「環境大臣になってから課題を感じていたことの一つに対して、この視点があったか! と気付きを与えてくれた一冊なんですよ」と小泉さんは言います。

 小泉さんは、この本にどんな影響を受けたのでしょうか。