年末年始に読んでおきたいお薦めの本を紹介する特集。第4回は、女優・アーティストでもあり、「レトロワグラース」代表でもある柴咲コウさん。柴咲さんの人生観を変えた本は、偉業を成し遂げた日本の実業家やスポーツ選手たちも大きな影響を受けたといわれている、あの一冊でした。

柴咲コウ/女優・「レトロワグラース」代表取締役
柴咲コウ/女優・「レトロワグラース」代表取締役

1981年、東京都生まれ。女優としては2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の井伊直虎役(主演)が大きな話題に。2020年5月には新選組を描いた映画『燃えよ剣』にて、主人公土方歳三と恋に落ちるお雪を演じる。アーティストとしては、2019年8月にミニアルバム『Blessing』をリリース。また、2016年に起業し、「レトロワグラース」代表取締役を務める。2018年には環境省より「環境特別広報大使」に任命され、芸能活動以外でも活躍の場を広げている。近著では、自身初のライフスタイルブック『LIFE THE KO 生きるを活かす9のこと』や写真集『THE KO 柴咲コウ photo book』を2019年9月20日に同時発売。

「変わりたい自分」に生き方を教えてくれた本

 柴咲コウさんといえば、主演を務めたNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の撮影中から起業に着手し、2016年に「レトロワグラース」を設立した実業家。2018年には、「サステイナブルで優しい服」をテーマに、環境に配慮した素材を使ったアパレルブランド「MES VACANCES(ミ ヴァンコス)」を立ち上げました。

 女優・アーティスト・会社経営という3つの顔を持ち、様々なフィールドで活躍している柴咲さんに、人生観が変わった本を聞いてみました。すると、挙げてくれたのは、32歳の時に友人から薦められて読んだこの一冊でした。