コロナ禍も3年目へ。さまざまな制限が課される中でも、着実に夢を形にしていった人がいます。くじけそうになる心を抱え、どう夢の実現に動いたのか。さまざまな登場人物から、目標を達成させるための至極のノウハウをご紹介します。

 新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい始めて、2年がたとうとしています。これほどまでに制限される日々が続くとは、誰が予想できたでしょうか。そんな中でも、着実に一歩ずつ「行動」し、前進している人たちがいます。今回は、「コロナ禍だからこそ、人との出会いが大切だった」と話す、お笑いユニット「駆け抜けて軽トラ」の餅田コシヒカリさんに話を聞きました。

1994年生まれ、仙台市出身。2017年、小野島徹さんとのお笑いユニット「駆け抜けて軽トラ」を結成。「カトパン」(フリーアナウンサーの加藤綾子さん)のモノマネで人気を博す。美容やメイク、筋トレなどの動画を配信するYouTubeチャンネルの登録者数は、10万人を超える
1994年生まれ、仙台市出身。2017年、小野島徹さんとのお笑いユニット「駆け抜けて軽トラ」を結成。「カトパン」(フリーアナウンサーの加藤綾子さん)のモノマネで人気を博す。美容やメイク、筋トレなどの動画を配信するYouTubeチャンネルの登録者数は、10万人を超える

彼氏が途切れたことはない!

 お笑いユニット「駆け抜けて軽トラ」の餅田コシヒカリさんは誰かと出会うのが難しいこのコロナ禍で、婚活アプリで意中のパートナーに出会うことに成功したそう。

 もともと「学生時代から恋愛に対して苦手意識はなく、むしろ積極的なほうだった」と話す餅田さん。彼氏は中学生の頃からいて、今までほぼ途切れたことがないのだとか。

 「高校は女子の比率が多い学校だったのですが、他校の文化祭に行ったり、友達に『いい人紹介して!』とお願いして出会いの場をセッティングしてもらったり。とにかく、『自ら出会いに行く』といった感じでした」

コロナ禍でも意中の人と出会うことができたという餅田コシヒカリさん
コロナ禍でも意中の人と出会うことができたという餅田コシヒカリさん

アプリは芸人であることを伏せて、本名で

 餅田さんがマッチングアプリを利用し始めたのは、20歳を過ぎた7年前から。当時は今のようには浸透しておらず、「周りの友達から、アプリの安全性について心配されていた」そう。その頃は、ちょうど芸能活動を始めた時期でもありました。

 「アプリは本名で登録し、『お笑い芸人』であることは伏せていました。一人の女性として、普通に利用していましたね。最近ではテレビなどの仕事が増え、私の顔を知る人も多くなったので、プロフィールに載せている写真を見て『餅田コシヒカリさんですか?』と尋ねられることも(笑)。

 『別にバレてしまってもいいかな』という気持ちで利用していましたし、『芸能人だから』という理由で恋愛に発展することもありませんでした」

 7年もの間、アプリを活用し続けたという餅田さん。コロナ禍という難しい状況で、どのように相手を探しだしたのか。また、これまでの恋愛から何を学び、現在進行形の恋愛では何に気づいたのかを聞きました。

コロナ禍で夢をかなえた人がやっていたこと<餅田コシヒカリさんのアプリ活用術>1.○○は、できるだけ詳細に/2.○○の写真は必須/3.それほど、自分から○○行かない/4.○○ではなく○○をじっくり読み、判断