- (1)3時のヒロイン福田麻貴 自信のない自分となりたい自分
- (2)ゆりやんレトリィバァ36kg減 もう人目は気にしない
- (3)キンタロー。極限まで考えすぎる自分と決別し始めたこと
- (4)鳥貴族・大倉社長 夢を描かないと生きていけない
- (5)鳥貴族・大倉忠司社長 コロナ禍で会社が強くなった
- (6)丸山礼 不安なときは「仕事で120%出し切る」
- (7)はあちゅう&秋元里奈の「やめたこと、はじめたこと」
- (8)景井ひな&たかまつななの「やめたこと、はじめたこと」
- (9)菓子作り動画で人気のプロレスラー世志琥「まず挑戦」
- (10)200万人登録宅トレ竹脇まりな 生きがい見つけた1年
- (11)岸田奈美 2020年は心が求めていたものが分かった
- (12)岸田奈美 孤独に向き合い、自分を愛す方法を追求する
- (13)小巻亜矢 書き出して自分を責める気持ち手放した
- (14)豊田真由子 絶望乗り越え「死のうと思うのをやめた」
- (15)全裸監督脚本山田佳奈 ジェンダー観に衝撃を受けた ←今回はココ
- (16)中村有沙 「時間」の断捨離で「今」に全力投球
- (17)160万人登録のエミリン かわいいと面白いを両立する
- (18)中野信子 不安を活用して効率的に学び、自分を磨く
大ヒットしたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の脚本家の山田佳奈さん。脚本家だけでなく、劇団「□字ック」の主宰、また演出家、映画監督、女優とさまざまな顔を持つ。2020年には長編初監督作品となった映画『タイトル、拒絶』(伊藤沙莉主演)が公開された。2020年を振り返ってもらいつつ、多忙な中で始めたこととやめたこと、今後の展望などを伺いました。
コロナ禍で書き上げた初書籍
日経doors編集部(以下、――) 2020年を振り返っていかがですか?
山田佳奈さん(以下、敬称略) 新しいことにたくさんチャレンジしました。一番大きかったのは自分が監督した映画、『タイトル、拒絶』の公開です。2018年に作り上げ、2020年にアウトプットされたという形でした。
初の小説『されど家族、あらがえど家族、だから家族は』もコロナ禍の間で書き上げましたね。舞台現場の延期・中止が決まったので、小説を書くことに専念して、自分に向き合う作業になりました。2020年は新しいものたちの一区切り、次のステップとなった1年でした。