女性社長はこの8年で2倍に増加。けん引するのはdoors世代。独自の技術やビジネスモデルでグローバルな成長を目指しています。そんなdoors世代起業家の奮闘ぶり、壁の乗り越え方は多くの人に参考になるはず。ご期待ください!

 内線電話を使わず、人が介在しない受付システム「レセプショニスト」。いま注目のシステムで、販売開始わずか3年で2500社に導入されている。

 このレセプショニストを2017年から提供するのがディライテッドの橋本真里子さん。

 ただし、橋本さんはスゴ腕のシステムエンジニアや経営ノウハウに精通したMBAホルダーなどではない。前職は受付嬢。10年以上にわたり、主に派遣社員として様々な企業の受付カウンターに座り、業務をこなしていた。そして、このレセプショニストはそんな橋本さんの受付一筋10年の経験がフルに生かされているシステムなのだ。

 「受付以外の仕事は何も分からなかった」と話す橋本さんがどのようにして起業に至り、事業を軌道に乗せたのか、その詳細について話を聞いた。

橋本さんは元受付嬢。そのときのノウハウを左にある受付システム「レセプショニスト」に盛り込んだ
橋本さんは元受付嬢。そのときのノウハウを左にある受付システム「レセプショニスト」に盛り込んだ
23歳 大学卒業後1年間フリーター生活/24歳 派遣社員として受付業務に就く/26歳 USENでリーダーとしてゼロから受付システムを作り上げる/30歳 mixiで受付担当として働くものの、派遣切りに合ってしまう/31歳 GMOインターネットでリーダーとして受付業務の立て直しにあたる/34歳 ディライテッドを設立/35歳 クラウド受付システム「RECPTIONIST」をリリース
派遣社員として受付業務に就いていた橋本さんがなぜ起業にいたり、どう事業を軌道にのせたのか。その詳細は次ページから
派遣社員として受付業務に就いていた橋本さんがなぜ起業にいたり、どう事業を軌道にのせたのか。その詳細は次ページから