女性社長はこの8年で2倍に増加。けん引するのはdoors世代。独自の技術やビジネスモデルでグローバルな成長を目指しています。そんなdoors世代起業家の奮闘ぶり、壁の乗り越え方は多くの人に参考になるはず。ご期待ください!

 おしゃれなセレクトショップが立ち並ぶ代官山の一角に、窓から見える大胆な柄のカラフルなバッグがひときわ目立つ店がある。仲本千津さん(35歳)が経営する『RICCI EVERYDAY』(リッチーエブリデイ)の直営店だ。

一年のうち、半分はアフリカにいる仲本さん
一年のうち、半分はアフリカにいる仲本さん

 仲本さんは、大学院でアフリカの紛争をテーマに研究し、卒業後はメガバンクに入社、法人営業として働いた。しかし、アフリカで起業したいという思いを諦めきれず、26歳で勤め先を飛び出し、NGOを経て、2015年にウガンダと日本での起業を実現した。

 「アフリカで起業」と聞くと、なかなかまねできないと思うかもしれない。もちろんダイナミックな決断ではあるが、仲本さんは、少額投資でリスクを最小限に抑えて事業をスタートさせた。「実は、会社員時代は劣等生のレッテルに苦しんでいた」という仲本さん。どのように起業し、軌道に乗せたのか。

仲本さんは、大胆なように見えて、実は堅実派。どんなリスクヘッジを取ったのか。詳しくは3ページへ
仲本さんは、大胆なように見えて、実は堅実派。どんなリスクヘッジを取ったのか。詳しくは3ページへ