番外編:実は自分も困らせてる? 失敗談いろいろ

あげるときは、受け取る側の気持ちを考えて選ぶと、失敗を防げるかもしれません (C) PIXTA
あげるときは、受け取る側の気持ちを考えて選ぶと、失敗を防げるかもしれません (C) PIXTA

 今になってみると、自分があげたものも相手を困らせていたかも……という回答もいくつかありました。今後の参考にどうぞ。

女性の上司に服をプレゼントしましたが、1回しか着たところを見られませんでした。「あ~、好みじゃなかったのかな? 失敗した!」と思いました。しかし、懲りずにリベンジし、また服をプレゼントしました(笑)。そのときは「本当にセンスいいよね!」と言ってくれて、すぐに着ていたので「ヨシ!」と思いました。(27歳、サービス、接客)

自衛官・寮暮らしの彼に、迷彩柄の靴下をプレゼントしました。しかし、靴下まで全身迷彩柄だと恥ずかしいようで、あまり喜んでもらえませんでした。(36歳、サービス、一般事務)

結婚のお祝いにエプロンを贈ろうと思い、百貨店へ。ちゃんとしたお店でエプロンを買うのが初めてで、店員さんの言う通りに購入しましたが、白くてひらひらだったので、きっと着づらかっただろうな、若いときだけになってしまうだろうな、と後悔しました。(39歳、看護師/薬剤師/医師など医療・介護関連)

退職者には花束を贈ることが恒例になっています。ある年、退職者が全員男性でしたが、それぞれに大きな花束を贈りました。ただ、大半の方が電車だったようで、「恥ずかしくて持って帰れない」とこっそり女性職員にあげていました(笑)。電車の男性退職者には、もう少し気を使おうと思った出来事でした。(30歳、公務員、技術職)

定年退職される方に送別会でゴルフグッズを贈ったのですが、ゴルフは接待のみで、「実は好きではなかった」と後から知りました。(36歳、商社・卸・流通・小売、総務・秘書)

文/三浦香代子 写真/PIXTA