人の優しさにほっこり

 読んでいて心まで温かくなるのがこちらのほっこりエピソード。街のあちこちに優しさが溢れています。

街で見かけたおじいさん。首から虫籠を下げていて、中から「ピピッピピーッ」と飼っているらしい文鳥が鳴いていて、一緒にお散歩していました。ほっこり。(27歳、サービス、経理、独身)

朝通勤バスに乗るとき、タッチの差でバスが停留所から発車してしまい残念! と思っていたところ、優しいバスのドライバーさんが私のそばで止まって、ドアを開けてくれた。そのときのドライバーさんが神様のように思え、1日幸せな気分になりました。(36歳、サービス、営業、既婚・子どもあり)

人に道を尋ねられて案内した後、いつも立ち寄る花屋さんで切り花を1本おまけしてくれた。別々のことなのに、好意がつながった気がしてうれしかった。(36歳、商社・流通系、総務・秘書、既婚・子どもあり)

電車の席を譲るなど、見返りを求めない他人への優しさを目の当たりにしたとき、思わずほっこりします。(28歳、金融系、一般事務、独身)

おしゃれ心が満たされる

 おしゃれをすると気分も上がるもの。好みの色や柄の洋服を見つけるだけで、胸が高鳴るという女性たちもいました。

ショッピングセンターの廊下を歩いていて、店の中に一目見て気に入ったスカートがあってときめいて買った。(35歳、金融系、一般事務、独身)

ショッキングピンクのロングスカートに一目惚れしました。他の人の手に渡らないでほしい! と思って即購入しました。(27歳、一般事務、独身)

ドラマに出ている女優さんのファッションがかわいいと、ときめきます。週末に似たようなテイストの服をお店で試着してみると気持ちが高まります。(31歳、製造、一般事務、独身)

義母から昔着ていた服をたくさんもらいました。あまり服を買っていなかったのと、もともと古着っぽいレトロ感が好きだったこともあって、今風のものをプラスしてコーデを考えるのが毎日楽しいです!(33歳、サービス、一般事務、既婚)

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 トキメキのツボは人それぞれ。この他にも「お金」「ドラマ」「音楽」にキュンとするという回答も複数ありました。日常のあらゆる所にトキメキは散らばっているようです。今日から「1日1キュン」してみませんか。

文/大楽眞衣子 イラスト/PIXTA