理想のパートナー像「残業せず、家事・育児に参画」

 「あなたはパートナーと家事・育児を分担したいですか」と聞いたところ、「はい」が87.8%で圧倒的多数でした。

「あなたはパートナーと家事・育児を分担したいですか」
「あなたはパートナーと家事・育児を分担したいですか」

 また、パートナーの働き方についても聞きました。「できるだけ残業をしないで家事や育児に参画してほしい(a)」「家事や育児よりも仕事を優先して、残業もしてほしい(b)」に分けて聞くと、「a」「どちらかと言えばa」と答えたのは73.3%という多数派で、「b」「どちらかと言えばb」の26.7%を大きく上回りました。

 女性新社会人は、夫は仕事、妻は家事・育児という従来の役割分担ではなく、夫婦それぞれが働き、家事と育児も協力して担うというスタイルを望んでいることが分かりました。

パートナーの働き方については、「できるだけ残業をしないで家事や育児に参画してほしい(a)」が7割を超えました
パートナーの働き方については、「できるだけ残業をしないで家事や育児に参画してほしい(a)」が7割を超えました

 今年度の女性新社会人はキャリア志向が高く、結婚・出産後も働きたいと考えており、しかしながら、できるだけ残業せずにサクッと帰ることを望んでいます。こういった傾向を踏まえて、「サクキャリ女子」と呼べそうです。新しい時代の女性像として、活躍をしっかりサポートしていきたいですね。

文/佐々木恵美 写真/PIXTA