遠距離恋愛や結婚など、ライフステージの変化も

 結婚や妊活・出産・育児など女性ならではの生活の変化も転職の理由になっています。

遠距離恋愛を経て、結婚することになったときに転職を経験しました。(28歳 公務員)

今の会社は親族が優遇されていて、産休なども望めそうにないので転職を考えています。増税前に新しい環境を見つけたいです。(31歳 建設・不動産)

現在、転職を検討中。夫が転勤になり、私も夫と同じ勤務地に配転願いを出しているものの、なかなか認めてもらえそうにありません。遠距離生活ですと子どもが授かりにくくなるので、キャリアをいったんゼロにしてでも夫の勤務地で働ける仕事に転職しようかと悩んでいるところです。(33歳 製造業)

結婚後に妊娠できなかったため、時間の余裕や健康を考え、仕事をパートに変えました。お金やローンの心配もありましたが、妊娠できる年齢は限られているのと、夫の理解を得られたこともあり、転職を選びました。前職は事務職で常に座りっぱなしでストレスが多かったのですが、転職後は接客で、私に合っている気がします。(34歳 接客)

看護師として県庁所在地の病院に勤務していましたが、地元に転職しました。今後、結婚や出産、子育て、老後の事を考えると、地元に帰ることが両親や自分のために最も良いと思った結果です。(33歳 看護師)

ワークライフバランスを取りたい!

 仕事だけではなく、プライベートを充実させたいという回答も目立ちました。働く時間が融通できない、休みが十分に取れないという悩みを持っている人は、転職を検討する傾向にあるようです。

土日が仕事なので、なかなか気心の知れた友人に会えず、ストレスの発散ができません。暦通りに休める会社に転職したいです。(23歳 会社員 サービス 営業・販売・接客)

まさにこの4月から転職して、病院の看護師から保育園の看護師になります。今まで6年間、病院に勤務していましたが、3交替制の影響で生活時間は不規則でした。そのため、毎日精神的にも体力的にも苦しく、30歳以降もこの状態を続けることは難しいと思ったので、転職に踏み切りました。ただ、人間関係はそこそこ良かったし、環境にも慣れた頃だったので、少し名残り惜しいです。(28歳 看護師)

新卒時は「若いうちはなるべく大変な仕事をしよう」と思い、営業をしていました。しかし、2年目で、ノルマに追われることや、休日出勤・残業が当たり前だという環境がイヤになり、転職。自宅近くの法律事務所の事務員に転職したところ、プライベートが充実し、心も体も健康になったと実感しています。(28歳 一般事務)

営業職で土日休みはなく、彼氏とも別れ、20代は仕事にどっぷり浸かっていた記憶しかなかったため、30歳になる前に転職を考えました。今年は32才厄年ですが、女性だからなのか、なかなか昇進ができないでいるため、また転職を考えています。時間をつくり、趣味や婚活、休養の時間が欲しいな……と弱気になっています。(31歳 商社 営業)