アップした人のコメントとして「交通費が増加したと相談したら、勤続年数も考慮してアップしてもらえた」(29歳)、「他の派遣会社から来ている人のほうが時給がよかったから」(34歳)などがあり、きちんと理由を話して交渉するのが有効なようです。

 一方で、交渉してもアップしなかった人は「決まっている金額だからアップはないと言われた」(32歳)ケースがあれば、「少しでも上がりませんかと聞いたら、派遣会社の営業さんに怒鳴られた。たかだか週数回しか来ていないのに、と」(47歳)という人もいました。

 そもそも交渉していない人は「交渉が出来るなんて思わなかった」(26歳)とわからないことを理由にあげる声や、「自分からの交渉は印象も悪くなると思うのでできません。そこは営業担当に頑張ってほしい」(31歳)など印象ダウンを懸念する声がありました。

 ちなみに、お給料のアップ額は時給にして「10~50円」が54%で、「51~100円」23%、「101~150円」11%、201円以上も7%いました。

【図3】お給料(時給)がアップした方に伺います。時給に換算すると、いくらアップしましたか?

時給アップのために取り組んでいることは?

 「お給料(時給)アップのために行っていること」を聞くと、第1位は「お給料(時給)の良い仕事に就く」54%、第2位は「仕事で実績を上げる」50%、第3位は「副業・Wワークをする」30%でした。ほかに「仕事に役立つ資格を取る」「派遣会社と交渉する」という行動派や、「残業時間を増やす」「実働時間の長い仕事を選ぶ」など仕事時間を増やすという回答もありました。

【図4】お給料(時給)アップのために行なっていることはなんですか?(複数回答可)

 お給料アップの交渉をする場合は、相手のタイプをしっかり見極め、きちんと理由を提示したほうがよさそうです。そして、自分自身でもお給料アップのためにできることを工夫してみましょう。

文/佐々木恵美