薄くてシンプル、100均や付録も人気

 シンプルイズベスト! 安くて薄くてシンプルな手帳をあえてチョイスするという手もあります。アンケートでは、「100均の手帳」「雑誌の付録」「ノベルティ」の愛用者がたくさん見受けられました。ただし「文字が裏写りする」「紙の表紙なのでカバーを掛けたいけど合うサイズない」など、心配な点もあるようです。

100円均一で購入/雑誌の付録を活用

特別なこだわりがある訳ではないので、100円で十分です。クオリティも満足です。(29歳・一般事務)

ここ数年はダイソーで購入。マンスリーとウィークリーがあって、適度な薄さで軽くてお気に入り。一般的な手帳はメモ欄などで分厚いものが多いので、ダイソーの手帳を買って、毎年テーマを決めて表紙をデコレーションするのが楽しみ! 今年は千代紙とマステで和柄に。デコ材料もダイソーで購入しています。(27歳・教育)  


 いかがでしたか。アンケートの中に「手帳で人生が変わった!」という回答があり、とても印象的でした。手帳を"予定を書き込むツール"だけで終わらせるのではなく、目標や日記を書き込むことで、自分の分身のような存在になるのかもしれません。

 デジタルの時代ですが、アナログ派もまだまだ健在! 利便性ではアプリに負けてしまいますが、手書きで自分と向き合いながら紡ぐ言葉やスケジュールは、何か特別な意味を持つのかもしれません。自分を理解している「大人」だからこそ、一番自分に合う使いこなし方を見つけたいですね。 

文/大楽眞衣子 写真/PIXTA