思考を変える、家事をするという回答も続々

  続いて、6位から10位の気分転換法を紹介します。

6位 歌う――21名

 歌う場所は、カラオケや河原、車の中などさまざま。一人カラオケ派も数人いました。

歌を歌ったり、声を出したりするようにしています。声出しすると、なんとなく元気が出ます。(40歳、医療福祉関連、専門職)

ヒトカラ(一人カラオケ)で思いっきり叫んでストレス発散&気分転換します。人前で歌えないようなハードロックとかを歌います。仕事の悩みは、家で一人で考えても落ち込むだけのような気がするので、持ち込まないように心掛けています。(25歳、中小企業支援)

7位 思考を変える――20名

 他のことを考える、考え込まない、チャンスと捉えるなど、自分なりに思考をポジティブに変える習慣を付けておくと、深刻にならなくていいようです。

好きなことしか考えません。海外旅行が好きなので、次に行く旅行の予定を考えます。どこを観光し、どの店に行って、何を食べて……と具体的な計画を立て始めると、気分が明るくなります。(38歳、教育・学習支援、一般事務)

朝より夜のほうが悪いほうに考えがちなので、「朝、頭がすっきりしているとき考えたほうがいい、答えが見つかりやすいから明日また悩もう」と自分に言い聞かせます。(39歳、サービス、営業)

毎朝、神棚に「今日も元気でありがとうございます」とお参りします。自分にも言い聞かせていることになるのか、元気で前向きでいられているような気がします。(38 歳、製造、人事・広報)

8位 散歩する――19名

 早朝や昼休み、休日などに外を歩くだけで、気持ちが落ち着いたり明るくなったりするものです。

ひたすら散歩します。歩くことで気持ちが切り替わります。(29歳、サービス、一般事務・営業事務)

昼休みに緑の多い外を歩くことをおすすめします。自然の美しさに目を留めているうちに、呼吸が変わり、意識が変わり、気持ちが切り替えられます。(33歳、公務員、専門職)

9位 作業する――17名

 何か作業に没頭することで、すっきりするという声も。特に家事がたくさん挙がりました。

とにかく模様替えや掃除、片付けをします。他のことに集中することで気が紛れますし、きれいになったのを見てすっきりします。以前は買い物しに外出していましたが、必要以上のものを買って罪悪感にかられてしまっていたので、片付けが一番です。(34歳、サービス、販売・接客)

料理をします。夢中になって少しは忘れられるので!(34歳、小売、一般事務)

こぎん刺し。時間があるときでないとできないのですが、始めると本当に時間を忘れてしまいます。達成感がものすごくあります。(31歳、金融、経理・総務)

10位 お風呂に入る、読む――各16名

 「お風呂に入る」と「読む」が並んでランクインしました。

お風呂に防水音楽プレーヤーを持ち込んで熱唱し、風呂上がりにキンキンに冷えたビールを飲みます。(38歳、商社、生産管理)

ひたすら本を読みます。読み始めると落ち込んだことはすべて忘れます。小説はもちろん、ビジネス書はまた頑張ろうと思えるので何でも読みます。(30歳、教育・学習支援、専門職)

読書が趣味なので、いつ読んでも「自分は自分でいいんだ! 大丈夫!」と思える本を何冊も持っています。(30歳、流通、一般事務)

読書。最近はお風呂で半身浴をしながら読むことにはまっています。浴室に無印良品のアロマディフューザーを置きながらするといっそう癒やされます。(24歳、人事・一般事務)