おいしくてヘルシー! 読者のオリジナルレシピ

 続いて紹介するのは、読者の皆さんのオリジナルレシピ。簡単にできて抜群においしい料理とは、一体どんなものなのでしょうか?

納豆、青じそ、トマト、麺つゆを混ぜるだけの簡単あえ物。栄養素たっぷりでおなかにたまります。(28歳、情報通信・IT、営業)

自分で作った冷凍野菜いためセット(キャベツ・タマネギ・ニンジン・パプリカ・しめじ)を使って包丁を使わず料理します。肉やベーコンを加えて野菜いためにしたり、冷凍鶏肉団子とコンソメを加えてスープにしたりします。(38歳、教育・学習支援、専門職)

牛乳と卵と砂糖で作るプリンがおすすめです。ボウルいっぱいに作れば数日分になり、小皿に取り分けて家族みんなで食べます。普段、牛乳と卵をあまり取らないので、よい栄養補給になります。(51歳、翻訳・通訳)

時間がないときは、冷蔵庫の余り物をささっと切り、卵と混ぜて焼きます。簡単に「キッシュ風」の1品出来上がるので、おすすめ! とろけるチーズをかけると子どもが喜び、野菜も取れるので一石二鳥です。(42歳、サービス、マーケティング)

ご飯に豆腐と納豆ベースにキムチや薬味、生卵をのせた豆腐丼をよく作ります。(29歳、娯楽、企画)

日本自然発酵の「おいしい酢」にミニトマト・ピーマン・キュウリなど野菜を漬け込んでおくと、翌日いい感じにおいしくなり、野菜不足が解消されました。塩分も少なくとてもヘルシーです。(47歳、公務員、人事)

アボカド、マグロ、新鮮マッシュルームを、オリーブオイル、しょうゆ、レモン汁であえたものを作ってストックしています。それに加えて、安くなった葉物(ベビーリーフ)など添えてかさ増しして食べています。アボカドは満腹感と潤いを、マグロでたんぱく質を、マッシュルームで不足しがちな菌類を補うようにしています。(31歳、商社、営業事務)

試してみたい「簡単レシピ」は見つかりましたか? (C)PIXTA
試してみたい「簡単レシピ」は見つかりましたか? (C)PIXTA

手間を減らす調理グッズ・レトルト食品

 最後に紹介するのは、便利な調理グッズやレトルト食品。暑い夏でも火を使わずに調理ができる家電や、そのまま食べられる缶詰、使い回せるレトルト食品を活用している人が多いようです。

【調理グッズ】

保温鍋を使った煮込み料理は、光熱費もキッチンに立つ時間も短縮できておすすめです。圧力鍋でご飯を炊くと、炊飯器よりも時短になりますよ。(28歳、医療福祉関連、専門職)

真空保温調理器の「シャトルシェフ」を2台使って、「ほったらかし料理」を作っています。特に煮込み料理は、手抜きで省エネなのに、味もしっかりと染みて家族にも好評です。(55歳、建設、研究開発)

外に行く気力も体力もやる気も一切出ないけど、子どもに栄養を取らせないといけないときの夕飯は、納豆ご飯、インスタントの味噌汁、卵1個でスクランブルエッグ、冷凍のブロッコリー、冷凍プチトマト、ぬか漬けです。スクランブルエッグは電子レンジで調理。途中で3回ほど止めて箸で混ぜて、そのまま食卓に出します。(38歳、電気・ガス・水道、企画)

鶏胸肉を丸ごとビニールに入れて好きなように味を付けて、炊飯器にお湯を入れて保温! 1時間待てば簡単鶏ハムの出来上がりです。味付けを薄めにしてマスタードや梅肉などを付けてもいいし、冷めるとしっとりしておいしいので弁当にもぴったりです。(25歳、公務員、企画・一般事務)

【缶詰・レトルト食品】

つゆ入り筑前煮のもとと煮物用鶏肉を初めて使った時、まな板を使わずに筑前煮ができて感動しました! 野菜を食べたいときは、「包丁で切らなきゃいけない」と思っていたので、こんな便利なモノがあるのだと驚きでした。(30歳、製造、営業事務)

市販のパスタソースは優秀! 普通にパスタにもかけますが、野菜をがっつり取りたいときに、鍋いっぱいのお野菜を蒸し煮にし、最後にパスタソースをかけ、適当にコンソメや胡椒を入れると、具だくさんスープになります。遅い時間の夕食でも罪悪感なくしっかり食べられますよ。(44歳、金融、企画)

ツナ缶、サバ缶を常にストックしています。ツナ缶はツナサラダやツナスパにして、サバ缶は缶から出すだけ。温めずにそのまま食べるのが好きなので、お皿に出すだけでできて、助かっています。(54歳、情報通信・IT、総務)

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 忙しい毎日でも、夏は特に栄養をしっかりと取っておきたいもの。キッチンに立つ時間をなるべく短くして、「時短料理&ほったらかし料理」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。夏バテ予防のためにも、ぜひ皆さんのレシピやアイデアを参考にしてみてくださいね。

文/華井由利奈 写真/PIXTA