交通費がかかるし交通機関が混雑する

 実家が遠い人は交通費の負担が大変。家族が増えると、費用が倍増していきます。特にお盆や正月など、多くの人が一斉に移動する時期はチケットを取るだけでも一苦労です。

大型連休時は交通機関の価格が高いし、座席も混むのが困ります。(27歳、情報通信、SE)

交通費が高い。実家が遠く、帰れるのはお盆とお正月の繁忙期だけなので、飛行機代が往復7万円近くすることも。海外旅行に行けそうです。(28歳、製造、マーケティング)

悩みは交通費。夫と二人で往復6万×年2回かかります。(37歳、教育・学習支援、教育関連専門職)

親戚付き合いに気を使う

 地元が季節の行事をしっかりやる地域の場合、帰省の時期はむしろ忙しくなります。親戚付き合いも大変です。お土産にも手を抜けませんね。逆に、地元に知り合いの輪が広がったことで帰省が楽しみになったという人もいました。

地元に住んでいるので帰省は簡単ですが、田舎なのでお盆の行事の用意がとても忙しいです。(27歳、医療福祉関連、医療・介護関連専門職)

実家は田舎にあり、親戚の中でも本家の立場です。お盆や年明けは人の出入りが激しくなり、落ち着きません。しかも、地元の従妹が二人とも妊娠中なので気を使います。(29歳、医療福祉関連、受付)

帰省のたびにどんな手土産を持っていくか悩みます。(28歳、サービス、総務・企画)

妹が「一人で帰省すると掃除要員としてコキ使われて、友達と会う時間がない」というので、一緒に帰省しています。実家に帰ると結婚して子どもを産んだ同級生と比べられる上、母親の友人が孫などを連れて来てお土産や小遣いを渡さなければならなくなります。そこでお盆やゴールデンウィークではなく平日に有給休暇を取って帰るようにしています。(38歳、卸売・流通、広報)

長い時間かけて帰省してもすることがなく暇なのが苦痛でした。が、祖母の住む団地で次第に地元の友達ができて、輪が広がり、帰省が楽しみになりました。(29歳、商社、営業事務)