会社の方針転換や上層部の人事異動によって職場の雰囲気が一変してしまい、困った経験はありませんか? 今回は、M&Aや社長交代などでガラリと環境が変わった経験のある読者の皆さんに話を聞きました。業界や職種が違っても抱えている悩みは同じ、ということも。外ではなかなか話せない「ここだけの話」をご紹介します。

【アンケート概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年8月31日~9月21日
◎有効回答数:262人

働きやすい会社に進化! 社内の変化で感じたメリット

 最初に紹介するのは、M&Aや上司の交代によって感じたメリット。オフィスの移動やルールの制定など改革時は一時的に忙しくなりますが、過ぎてみると大きな利点を感じた人が多数いるようです。

会社が合併した時、細かなルールの擦り合わせに苦労しました。でも今思うと、「本当にそのやり方でよかったのか」と、それまで当たり前にやってきた業務の本質を考える良い機会だったと思います。(49歳、製造、購買)

同族経営の会社で社長が父親から息子に世代交代しました。社長と年齢が近い若手社員は自分の意見を言いやすくなり、社長自身も積極的に提案を受け入れてくれるのでうれしいです。前社長は面白くないようで不満げですが。(26歳、建設、経理・秘書)

働き方改革を急ピッチで進めており、フレックス勤務などが導入されました。細かいルールが決まっておらず、情報が行き届いていない状態で、誰に聞いても正解が分からなくて当時はとても困りました。でもトップダウンで強硬に改革が進んだため、以前より働きやすくなりました。(34歳、情報通信・IT、営業)

M&Aにより「働きやすくなった」という人もいるようです (C)PIXTA

保育園勤務です。入職した年に園長が代わり、昔ながらの古いやり方が減り、働きやすくなったと言われました。サービス残業が減ったり、代休が取れるようになったりしたと聞いています。(32歳、教育・学習支援、専門職)

以前は総務部や受付に近い場所にデスクがあったため、それらの仕事と兼任で、本来の業務に携わる時間が圧迫されていました。しかし社内で引っ越しがあり階数もエリアも変わったため、ようやく定時退社が可能になりました。(46歳、保険、営業事務)

会社の勤務ルールが変わり、最初はデメリットばかりだと感じていました。でも「昼休憩の時間を守る」「会議室の予約を数日前に行う」などのルールが浸透し、会社全体に一体感が生まれ、逆にメリットになりました。(32歳、情報通信・IT、マーケティング)

買収により、外資系企業から日本企業になりました。以前に比べると意思決定に時間がかかることもありますが、社長は身近な存在になりました。外資系企業の時は年に一回姿を見られるかどうかで雲の上の人でしたが、今は勇気を持って誘えば飲み会にも来てくれます。(43歳、製造、営業)