転職を踏みとどまる理由は「人」「環境の変化」

【会社の人に恵まれている】

自分の仕事が何に役に立っているのか、仕事をする意味や目的が見いだせなかったときに転職しようと思った。転職しなかったのは、働いている人が心優しく温かい人が多かったので、辞めなかった。(27歳、情報通信、一般事務・営業事務)

給与がほぼ上がらないから。上司とうまくいかなくて毎日イライラするから。しかし同僚にはとても恵まれていて、手放すのが惜しいと感じるため転職活動はまだしていない。(30歳、サービス、 接客)

生活費が苦しかったときに考えました。求人を見るくらいで実際転職活動はしませんでした。今の会社の居心地がいいからです。給料の良い求人はいろいろありましたが、人間関係の再構築がおっくうで、しかも合わない人がいたら嫌だなと思って二の足を踏みました。(32歳、製造、営業事務)

 (C) PIXTA
(C) PIXTA

【環境が変わった・変わるのを待つ】

上司が嫌だったけど、人が嫌で辞めるのはもったいないと姉に諭された。その後、上司はすぐ変わりました。(28歳、製造、マーケティング)

入社2年くらいのときに、女性社員を事務職としてしか扱わない会社の風潮に嫌気が差し、転職したいと考えましたが、その後総合職転換の話が出てやめました。(38歳、商社、生産管理)

就職し、働き始めてから、やっと「私がやりたかったことは何だろう」と現実味を帯びて考えることができるようになったため。しかし、今の会社でも異動の機会もあるので、まずはその機会を利用しようと考え直しました。(23歳、運輸、営業・一般事務・営業事務)

小さな組織ですが、トップが変わってしまい、考え方が合わず気苦労が重なっているので。ただ、トップは3~4年で変わるので、もう少し我慢すべきなのかもしれないと思い、実際の行動には踏み切れていません。(25歳、その他、企業支援)

【福利厚生がいい】

外回りの営業の仕事がマンネリ化してきて、さらに周りの営業との差を感じたとき。転職はしなかったが希望を出して部署異動をした。福利厚生が良いので転職は勇気が出なかった。(30歳、製造、企画・広報)

仕事の人間関係に疲れて転職したくなったことがあるが、福利厚生が良くてもったいないから辞められなかった。(33歳、金融、一般事務)

【いい会社や仕事が見つからない】

会社や職場の雰囲気が自分に合わないと感じたため転職活動をしました。ですが、希望の条件に合う企業が見つからなかった、または見つかっても選考が通らなかったため転職していません。(26歳、金融、一般事務・営業事務)

【まずは自分の価値を高める】

転職活動を始めたものの、職歴が短く転職市場でかなり不利だったため、あえなく諦めました。もう1、2年は今の会社で働きながら、自分の市場価値を高める努力をしたいと思います。(25歳、人材、人事・一般事務)

 (C) PIXTA
(C) PIXTA

【自信がない】

(転職を考えたことは)ありますが「あなたの適正年収判定します!」なるもので判定不能と出て、あぁ~どこにも転職できないんだなと悟りました(笑)。(29歳、商社、一般事務)

【自分の方向性が定まらない】

現在の仕事での人間関係が嫌になったとき。転職活動はやりかけたが、イマイチ今の会社以外でやりたいことが明確にならなかった。(36歳、卸売・流通、人事)

【新しい環境は大変そう】

仕事や人間関係が嫌になったとき、転職を考えた。でもこの年で新しい環境で新しいことを覚えるのなんて大変なだけなので実際にしようとは思いません。(39歳、製造、総務)