幹事になって身に付いたのは「気配り力」、学びたいのは「盛り上げ力」
「幹事を務めることで身に付けた能力や知識」を尋ねると、「気配り力」「計画力」「お店の知識」「日程調整力」が上位になりました。
「今後さらに学びたいこと」では「盛り上げ力」(35.7%)が1位に。先ほどの「身に付いた能力・知識」では7位だった項目であり、1度では身に付かないものの重要だと思われていることが明らかになりました。
当日気を付けるのは「楽しさ」「会計」「開始時間」
忘年会の幹事経験がある353人に「忘年会当日に気を付けていること」を聞いたところ、「みんなが楽しんでいるかどうかを確認する」は6割近くの人が挙げており、続いて「会計時のお金の過不足」「開始時間通りに始める」「開始時間に全員が揃うようにする」となりました。幹事の3大注意ポイントは「参加者が楽しんでいるか」「会計は正確か」「時間通りに全員で始められるか」であると分かりました。
忘年会を成功させるためのコツが続々
最後に、忘年会の幹事経験者に「忘年会を成功に導くためのコツ」を教えてもらいました。実践的なアドバイスが並んでいるので、ぜひ参考にしてみましょう。
「幹事」と聞くと、負担が大きいと感じる人は少なくないでしょう。しかし、今回のアンケートでは「参加者に楽しんでもらおう」「盛り上げよう」と頑張る人が多く、いろんな力が身に付き、7割以上の人が「またやりたい」「またやってもいい」と前向きに捉えていることが分かりました。これまで幹事を避けてきた人も、一度やってみると意外とハマるかもしれませんね。
文/佐々木恵美 写真/PIXTA