番外編・電通過労死事件、「保育園落ちた」など女性を取り巻く労働環境も浮き彫りに

 電通社員だった高橋まつりさんの過労死事件、保育園に入れなかったことをきっかけに書いた「保育園落ちた日本死ね」ブログなど、女性の働き方についても注目が集まった1年でした。

■電通過労死事件

「女性の活躍する場を増やすと言われながらも、ライフワークバランスを考えるようにはなっていない現状。長時間労働で自殺された電通の方を思うと、これからまだまだ結婚出産そして仕事と未来があったのに、結局それもかなえられないなんて……夢を持てないなと思いました」(39歳、医療福祉関連、専門職)

「電通女子社員の過労死。働き方改革が言われているが業務量が変わらない中、勤務時間の短縮だけが推奨されているのは問題です」(29歳、製造)

「電通社員の過労死自殺。私自身、時間的な忙しさこそ少ないが、プレッシャーでつぶされそうになることが多々あります。今でもあります。自殺まで突き進んでしまうことは難しくても、危険な心理状態に達してしまう可能性は、誰にでもあると思います」(34歳、医療福祉関連、研究開発)

■保育園

「保育園落ちた日本死ね! の書き込み。私にはまだ子どもがいませんが、将来子どもができたときに同じようなことが起こるのではと思いました。また、同じ職場の子持ちの方の苦労が分かりました」(25歳、営業・企画・広報・一般事務)

「待機児童問題。4月から保育園に入園して、世の中で言われている待機児童問題、保育士不足、職場環境などいろいろなことを知りました。自分が住んでる区がどれだけ子育て環境に力を入れているか……など今まで知らなかったことを知った年でした。同時に待機児童にならなかったけれども、保育園生活と仕事の両立の大変さなども肌で感じました」(39歳、経理・総務・一般事務)

■小林麻央さんの闘病

「小林麻央さんのがん報道とブログの開設。女性として強く生きたいと感じました」(29歳、IT・通信、SE)

「小林麻央さんのご病気が一番衝撃的でした。病気について考える機会を世の中の女性に与えてくださったと思います」(33歳、教育、受付)

「小林麻央さんの乳がん公表。年齢が近い方のがん公表は、とても身近に起こりうることとして衝撃的なニュースでした。きちんと検査しようと思いました」(28歳、サービス、一般事務)

文/三浦香代子 写真/PIXTA